写真・図版 7月20日、チリ・カセロネス銅鉱山の運営会社ルミナ・カッパーの労働組合は、経営側との契約交渉が決裂したと明らかにした。鉱山労働者がストライキ入りする可能性が高まった。写真はチリ北部の銅鉱山。昨年2月撮影(2018年 ロイター/Ivan Alvarado)

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 [サンティアゴ 19日 ロイター] - チリ・カセロネス銅鉱山の運営会社ルミナ・カッパーの労働組合は19日、経営側との契約交渉が決裂したと明らかにした。鉱山労働者がストライキ入りする可能性が高まった。

 ルミナはJXTGホールディングス<5020.T>と三井金属鉱業<5706.T>の共同出資会社が過半数株式を保有する。

 労組は交渉が決裂したことから、今月24日までに会社側が提示する可能性がある契約条件の最終案を拒否する方針を明らかにした上で、政府による仲裁が唯一の打開策になるとの見方を示した。

 労組の幹部はロイターに対し、仲裁で経営側と合意に達することができなければ、合法的にストを実施すると表明した。

 ルミナ・カッパーは文書で、交渉決裂を認めた上で、議論された点の半数について合意が既にあり、これをさらに改善する用意があると説明。来週、最終案を提示する計画を明らかにした。

 労組は鉱山と工場の従業員300人近くを代表している。ルミナの総従業員数は1000人。

 労組はこれまで、銅山での勤務シフトの長さを巡り、同社を相手取って訴訟を起こしている。