写真・図版 12月28日、鈴木俊一財務相(写真)は閣議後会見で、最近の物価上昇について「日本経済に直ちに悪影響があるとは考えない」と述べた。10月撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

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 [東京 28日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は28日の閣議後会見で、最近の物価上昇について「日本経済に直ちに悪影響があるとは考えない」と述べた。ただ、一般論として人々の物価観、将来の物価見通しなどインフレ期待が上昇すれば金利も上昇すると指摘。債券などの市場動向を注視していく考えも示した。

 鈴木財務相は11月の消費者物価指数が携帯電話料金値下げの影響を除くと前年比2%上昇になるとの試算を承知しているとした上で、企業の価格転嫁が円滑に進むことや賃上げが重要だと強調、物価上昇が日本経済を下押ししない方策を重視する姿勢を示した。

 報道各社の世論調査で内閣支持率が上昇していることについては「岸田首相は派手さはないが丁寧に国会答弁しようとしていることがテレビなどを通じて評価されたのでは(ないか)」と述べた。