写真・図版 S&Pグローバルが5日発表した6月のユーロ圏総合PMI改定値は52.0と前月の54.8から低下し、16カ月ぶりの低水準となった。写真はユーロ紙幣。フランクフルトで2017年3月撮影(2022年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

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 [ロンドン 5日 ロイター] - S&Pグローバルが5日発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.0と前月の54.8から低下し、16カ月ぶりの低水準となった。速報値(51.9)からは小幅上方修正された。

 PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

 S&Pグローバルのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏企業活動の伸び率が急速に悪化したことで、第3・四半期に経済衰退に陥るリスクが高まっている」と指摘。「製造業はすでに2年ぶりに衰退に陥っており、サービス部門は生活費危機の中で成長モメンタムが著しく失われている。物価高騰により、日常生活に必要不可欠ではないモノやサービスに対する家計支出は特に圧力を受けている」と述べた。

 サービス部門PMIは56.1から53.0に低下。速報値の52.8からは若干上方修正された。

 先週発表された6月のユーロ圏製造業PMI改定値は52.1と、前月の54.6から低下し、2020年8月以来の低水準となった。

 また、サービス部門の産出価格指数は63.2と、5月の64.6から低下したものの、依然として過去最高付近にとどまっている。

 総合新規ビジネス指数は53.3から50.0に低下し、1年以上ぶりの低水準となった。