写真・図版 8月25日、米国株式市場は続落。ヘルスケア関連および消費関連株の売りが膨らんだ。半面、米連邦準備理事会(FRB)当局者2人が利上げに前向きな発言をしたことを受け、金融株は小幅高となった。ニューヨーク証券取引所で撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[PR]

 [ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場は続落。ヘルスケア関連および消費関連株の売りが膨らんだ。半面、米連邦準備理事会(FRB)当局者2人が利上げに前向きな発言をしたことを受け、金融株は小幅高となった。

 医療機器のセント・ジュード・メディカル<STJ.N>は、同社製品にサイバー攻撃に対する脆弱性があると空売り会社が指摘したことが響き、5%下落。後発医薬品(ジェネリック)のマイラン<MYL.O>も前日に続き売りを浴びて0.7%安となった。

 消費関連ではいずれもさえない業績を発表したディスカウント小売りのダラー・ツリー<DLTR.O>とダラー・ゼネラル<DG.N>、宝飾品のシグネット・ジュエラーズ<SIG.N>の3社はそれぞれ9.9%、17.6%、12.6%下げた。ただ宝飾品のティファニー<TIF.N>は予想外の増益が好感され、6.4%上昇した。

 S&P金融株指数<.SPSY>は0.28%高。KBWナスダック銀行株指数<.BKX>は0.39%高と約2週間ぶりの上昇率だった。

 26日のイエレンFRB議長講演に注目が集まる中で、この日はカンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とダラス地区連銀のカプラン総裁が相次いでタカ派的な発言を行った。

 グローバル・マーケッツ・アドバイザリー・グループのシニア市場ストラテジスト、ピーター・ケニー氏は「FRBが相場を動かす主因になっているのは間違いない。彼らはジャクソンホールにおいて投資家を釘づけにする舞台を持っている」と指摘した。

 それでもケニー氏によると、連邦公開市場委員会(FOMC)の投票メンバー間で意見の相違があるのもまた極めて明白で、最近のデータには9月の利上げ論と現状維持論のどちらか一方を優位に立たせるような内容は見当たらないという。

 騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.26対1、ナスダックが1.12対1でともに上げが優勢だった。

 米取引所の合計出来高は約54億8000万株で、過去20営業日平均の62億株を下回った。

 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 

 ダウ工業株30種 18448.41 -33.07 -0.18 18471.21 18497.68 18431.46 <.DJI> 

 前営業日終値 18481.48 

 ナスダック総合 5212.20 -5.49 -0.11 5207.61 5230.59 5201.64 <.IXIC> 

 前営業日終値 5217.70 

 S&P総合500種 2172.47 -2.97 -0.14 2173.29 2179.00 2169.74 <.SPX> 

 前営業日終値 2175.44 

 ダウ輸送株20種 7868.03 -50.62 -0.64 <.DJT> 

 ダウ公共株15種 681.51 -0.09 -0.01 <.DJU> 

 フィラデルフィア半導体 797.47 +3.13 +0.39 <.SOX> 

 VIX指数 13.63 +0.18 +1.34 <.VIX> 

 S&P一般消費財 643.60 -2.38 -0.37 <.SPLRCD> 

 S&P素材 306.86 +1.50 +0.49 <.SPLRCM> 

 S&P工業 508.30 -0.42 -0.08 <.SPLRCI> 

 S&P主要消費財 557.95 -2.36 -0.42 <.SPLRCS> 

 S&P金融 324.01 +0.91 +0.28 <.SPSY> 

 S&Pエネルギー 512.96 -1.50 -0.29 <.SPNY> 

 S&Pヘルスケア 839.82 -6.72 -0.79 <.SPXHC> 

 S&P電気通信サービス 173.45 +0.71 +0.41 <.SPLRCL> 

 S&P情報技術 782.52 +0.97 +0.12 <.SPLRCT> 

 S&P公益事業 253.72 +0.10 +0.04 <.SPLRCU> 

 NYSE出来高 7.18億株 <.AD.N> 

 シカゴ日経先物9月限 ドル建て 16505 - 15 大阪比 <0#NK:> 

 シカゴ日経先物9月限 円建て 16505 - 15 大阪比 <0#NIY:>