写真・図版 9月8日、中国税関総署が公表したデータによると、8月の中国の輸出は前年同月比2.8%減、輸入は同1.5%増だった。写真は山東省青島で昨年9月撮影(2016年/ロイター)

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 [北京 8日 ロイター] - 中国税関総署が公表したデータによると、8月の中国の輸出は前年同月比2.8%減、輸入は同1.5%増だった。

 輸出の減少率は、ロイターがまとめた市場予想の4.0%減を下回った。7月は4.4%減だった。税関総署は、輸出に対する圧力は第4・四半期に一段と弱まるとの見通しを示した。

 輸入は22カ月ぶりにプラスに転じた。市場予想は4.9%減だった。コモディティー相場の上昇と共に内需が上向きつつあることが示唆された。7月は12.5%減だった。

 回復が持続可能であることが証明されれば、中国経済が不均衡に陥っているとの懸念が後退し、世界成長の支援要因となる。

 8月の貿易収支は520億5000万ドルの黒字。市場予想は580億ドルの黒字だった。7月は523億1000万ドルの黒字だった。

 中国政府が重工業や鉱業で過剰設備の削減を進める中、コモディティー価格が上昇したことも貿易統計を下支えし、企業信頼感を押し上げている。

 *内容を追加しました。