写真・図版 2月1日、財新/マークイットが発表した1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3と、節目の50を2カ月連続で下回り、約3年ぶりの低水準となった。写真は浙江省の杭州にある工場で1月撮影(2019年 ロイター/Stringer)

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 [北京 1日 ロイター] - 財新/マークイットが1日発表した1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3と、節目の50を2カ月連続で下回り、約3年ぶりの低水準となった。新規受注がさらに減少したほか生産も落ち込み、中国経済がますます減速しているとの懸念が強まった。

 ロイターがまとめたエコノミスト予想の49.5を下回る、2016年2月以来の低水準。昨年12月は49.7だった。

 国家統計局が前日に発表した1月の製造業PMIも、50を2カ月連続で下回っていた。今回の指数と合わせると、年初の同国経済の成長は予想通り引き続き勢いを失っており、政府による一連の民間セクター支援策にもかかわらず中小企業が最も強い圧力にさらされていることが示された。

 財新/マークイットの調査は主に中小企業に焦点を当てている。

 今後の動向を示唆する新規受注も2カ月連続で節目を下回り、47.3となった。2015年9月以来の低水準。3年ぶりの大幅な値引きも奏功せず、市場の需要が弱いことが鮮明になった。

 需要の低迷が打撃となり、生産指数は2年7カ月ぶりに50を割り込んだ。雇用は5年3カ月連続で縮小、購買活動は1年8カ月ぶりに縮小した。

 CEBMグループのマクロ経済分析ディレクター、Zhengsheng Zho ng氏は「全体として、カウンターシクリカル(反景気循環的)な経済政策は著しい効果をもたらしていない」との見方を示した。