写真・図版米セントルイス地区連銀のブラード総裁は5日、米長期債利回りのこのところの上昇は景気見通しの改善を反映しているとの見方を示した(2021年 ロイター/Edgar Su)

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 [5日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は5日、米長期債利回りのこのところの上昇は景気見通しの改善を反映しているとの見方を示した。

 ブラード総裁はシリウスXMラジオのインタビューに対し、懸念すべき特定の水準は念頭に置いていないとした上で、米10年債利回りはパンデミック(世界的大流行)が始まる6カ月前の水準に戻りつつあるにすぎないと指摘。「まだかなりの低水準にある」と述べた。

 その上で「パニック的な動きがあれば留意するが、現時点ではそのような動きは出ていない」と指摘。償還期限が長い国債の買い入れに軸足を傾ける「オペレーションツイスト」をFRBが近く実施して、国債利回りの上昇を抑制する必要はないとの考えを示し、「現時点でこれ以上ハト派的になる必要はない」と語った。

 米経済については、新型コロナウイルスワクチンの接種が進み経済が再開されることで、失業率は年末までに4.5%近辺に低下し、経済成長率は6.5%近辺になると予想。ただ、労働市場は「まだ改善の余地が大きい」と述べた。