写真・図版米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は23日、米国の高インフレが9カ月にわたって続く可能性もあるが、新型コロナウイルス禍で失われた750万人の雇用を取り戻すため、性急に勝利宣言をするべきではないという考えを示した(2021年 ロイター/Jonathan Crosby)

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 [ワシントン 23日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は23日、米国の高インフレが9カ月にわたって続く可能性もあるが、新型コロナウイルス禍で失われた750万人の雇用を取り戻すため、性急に勝利宣言をするべきではないという考えを示した。

 米公共ラジオ局(NPR)のインタビューで、最近の物価上昇について「一時的といっても、当初予想していたよりも多少長くなりそうで、2─3カ月にとどまらず6─9カ月に及ぶかもしれない」と予想した。

 同時に、米国の回復状況を評価する上で750万人の失業者を見逃してはならないとし、「この指標はわれわれ全員が注視する必要がある。性急に勝利宣言する形で政策が方向転換しないようにしなければならない」と強調した。

 テーパリング(量的緩和の縮小)や利上げの時期には触れなかった。