写真・図版 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比143円30銭安の2万6704円60銭と、反落した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

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 [東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比143円30銭安の2万6704円60銭と、反落した。大型連休の谷間である上、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから様子見気分が強い。ただ、好決算を発表した銘柄の上昇が目立ち、株価全般の下支え要因となっている。

 日経平均は朝方、好決算銘柄などが中心に買われプラスで推移したものの、前場中盤からは弱もちあいとなった。米金利上昇に対する警戒感が残っているほか、3連休前である上、FOMCを控えていることから見送りムードが強まった。

 市場では「好決算銘柄が素直に評価されているものの、FOMCを前にしている状況においては上値を追う展開にはなりにくい」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。

 4月28日の米国株式市場は大幅安。低調な決算を発表したアマゾン・ドット・コムが売られた。またあ、3月の米個人消費支出(PCE)価格指数の前月比の伸びが2005年以来の大きさとなり、利上げ観測が一段と高まった。

 TOPIXは0.48%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5628億9500万円だった。東証33業種では、その他製品、建設業、精密機器などが値下がりし、海運業、空運業などの上昇が目立った。

 個別では、東京エレクトロン、任天堂などが軟調に推移したほか、ダイキン工業がさえない。半面、村田製作所、富士通など好決算を発表した銘柄が物色された。

 プライム市場の騰落数は、値上がり596銘柄(32%)に対し、値下がりが1171銘柄(63%)、変わらずが69銘柄(3%)だった。