写真・図版 5月17日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比112円70銭高の2万6659円75銭と、続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、都内にある株価ボードで撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

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 [東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比112円70銭高の2万6659円75銭と、続伸して取引を終えた。好決算の銘柄が物色され好地合いが継続した一方、世界景気の先行き懸念がくすぶる中で上値追いは限られた。 

 日経平均は、前日までの好地合いを引き継いで朝方から堅調な展開となり、一時162円21銭高の2万6709円26銭の高値をつけた。原油高の基調を受けて、鉱業や石油・石炭製品が大幅高となったほか、好決算を発表した銘柄に対する物色意欲が継続し、相場を支援した。上海株や米ナスダックなどの米株先物が堅調に推移したことも、投資家心理を支えた。 

 一方、米国の金融引き締めや中国経済の減速懸念など外部環境の不透明感が残る中で、積極的な上値追いは手控えられた。きょうは米国で4月の小売売上高や鉱工業生産の発表を控えており、とりわけ後場は小動きとなった。米指標では、金融引き締めに対する経済の耐性の強さに関心が寄せられているという。 

 市場では「決算が大方出尽くし、材料不足になってきた。海外で材料が出ても朝方の取引が一巡した後に膠着するといった展開は続くかもしれない」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との見方が聞かれた。

 TOPIXは0.19%高の1866.71ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆8190億2300万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や海運業、石油・石炭製品など22業種で、値下がりは食料品や銀行業、小売業など11業種だった。

 INPEXやENEOSホールディングス、日本郵船が堅調だったほか、東京エレクトロン、任天堂もしっかり。一方、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループがさえなかった。アサヒグループホールディングスは大幅安となった。

 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1019銘柄(55%)、値下がりは760銘柄(41%)、変わらずは58銘柄(3%)だった。

 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   

 日経平均 26659.75 +112.70 26555.23 26,440.62─26,709.26 

 TOPIX 1866.71 +3.45 1865.35 1,859.86─1,871.71 

 東証出来高(万株) 132098 東証売買代金(億円) 28190.23