[PR]

 自転車部品で世界トップのシマノ(7309)がまとまった買い注文を集めて急騰。8月4日につけた上場来高値(2万3670円)に迫る動きで午前9時35分時点では前日比2770円(13.7%)高の2万3070円で取引されている。27日の通常取引終了後に発表した今2020年12月期の第3四半期累計(20年1~9月期)連結決算が好調で同時に通期予想を上方修正。これを素直に好感した買い注文が寄り付き段階から増加した。通期予想は売上高を従来の3500億円から3700億円(前期比1.9%増)、営業利益も635億円から770億円(同13.2%増)にそれぞれ増額した。同利益は従来の6.6%の減益予想から一転して2ケタ増益になる見通し。新型コロナウイルスの世界的なまん延を受けて感染リスクの低い交通手段として自転車の需要が急速に高まり、各国で自転車購入を後押しする補助金支給等の政策が打ち出されたことも追い風になっている。来2021年12月期以降については脱炭素化の潮流が当社の収益にプラスになるという見方も多く、海外勢主体の中長期資金が流入しているようだ。