[PR]

 安川電機(6506)が売り先行で3営業日ぶりに反落して取引開始。午前9時34分時点では前週末比80円(1.5%)安の5090円で売買されている。8日の引け後に発表した今2022年2月期の第2四半期累計(3月~8月)業績(IFRS)が好調な内容で、これに合わせて通期予想を上方修正。7月9日の第1四半期(3月~5月)決算発表時に続いて2度目の上方修正となったが、株価はすでに織り込み済みとして材料出尽くし感が広がっている。 通期予想は、売上収益を4600億円から4850億円(前期比24.5%増)、純利益も410億円から425億円(同2.2倍)にそれぞれ増額した。主力のモーションコントロール事業や産業ロボット事業の受注が想定以上に好調に推移しているためだが、市場のアナリスト予想の平均値(428億円)にはわずかに届かなかった。 124円の1株当たり利益を基に算出した8日終値でのPER(株価収益率)は、41倍台とバリュエーション面に割安感はない。主要な納入先である中国景気の先行きに対する警戒感が上値を圧迫している面もあるようだ。