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米航空大手6社増収、5社は純損失 1〜3月期決算

2010年4月29日22時46分

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 【ニューヨーク=山川一基】米航空大手6社の1〜3月期決算はそろって増収となり、客足の戻りを印象づけた。ただ5社は純損失で、今後の業績にはアイスランドの火山噴火の悪影響も予想される。生き残りをかけた再編の動きも加速している。

 最大手のデルタ航空は売り上げ増と経費削減で赤字幅を圧縮。リチャード・アンダーソン最高経営責任者(CEO)は「増収のおかげで次四半期は黒字化するだろう」との見通しを示した。

 増収で黒字化を果たしたのが、格安航空会社サウスウエスト航空。同期としては売上高が過去最高となり、ガリー・ケリーCEOは「低価格への需要は引き続き強い」。

 一方で、アメリカン航空は赤字が拡大。ジェラルド・アーピーCEOは「世界経済の低迷と燃料価格の再上昇が重なった」と述べた。欧州便の休止では、デルタが今月19日までに2000万ドル(約19億円)の損失を出すなど、各社の収益への悪影響が予想される。

 こうした中、USエアウェイズとの合併協議を打ち切ったユナイテッド航空に、コンチネンタル航空との合併話が浮上。ユナイテッドのグレン・ティルトンCEOは27日の電話会見で「航空産業を持続的に利益がでるものにするため再編を提唱している」と含みをもたせた。

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