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国内自動車生産、900万台割れ 09年度、31年ぶり

2010年5月1日0時3分

図:  拡大  

 2009年度の国内自動車生産は前年度比11.4%減の886万5350台で、1978年度以来31年ぶりに900万台を割り込んだ。各国の新車購入支援策の効果が出た下半期は19.1%増となったが、08年秋の金融危機の影響が残った上半期が33.5%減だったことが響いた。

 日本自動車工業会(自工会)が30日、発表した。生産台数は2年連続の減少で、ピークだった90年度(約1359万台)の65%の水準まで落ち込んだ。車種別では、乗用車が9.9%減の770万8731台。トラックは20.1%減の106万2597台で、統計を取り始めた66年度以来、過去最低となった。

 販売不振のほか、円高の影響を避けるため、各社が海外生産を拡大する傾向にあることも国内生産縮小を招いている。輸出は408万6631台で27.1%の大幅減。生産が2割近く増えた下半期も7.1%増にとどまった。国内生産に占める輸出の割合は46.1%で、05年度以来4年ぶりに5割を切った。

 一方、自工会が同日発表した10年3月の国内生産は94万5271台。歴史的な減産となった前年同月より71.2%増となったが、金融危機前の08年3月(約111万台)の水準には回復していない。

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