現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. コラム
  5. 経済ナビゲーター
  6. 記事
2012年10月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

経済ナビゲーター

即席めん(中) 年間1千種類の新製品

 Q 国内ではどれくらい即席めんが生産されているのかな。

 A 去年は約55億食だった。国民1人が1年に約44食、食べた計算になる。日清食品の創業者、安藤百福(ももふく)が1958年に袋入りの即席めん「チキンラーメン」を発明したのが始まりで、62年に早くも10億食に達し、その後半世紀で生産量は5倍以上になった。去年の総生産額は約5400億円にのぼる。

 Q カップ入りもあるよね。

 A 初登場したのは71年。翌年に起きた「あさま山荘事件」で機動隊員が食べている姿がテレビで繰り返し流れ、大ヒットにつながった。

 Q 即席めんと同じ味つけの「冷凍おにぎり」が大ヒットしているという記事を読んだけど。

 A 日清食品グループが販売した「チキンラーメンおにぎり」が人気で生産が追いつかなくなり、この9月には一時販売を中止したほどだった。業界では年間1千種類以上の新商品やリニューアル商品が出される。即席めんでも生めんに近い食感や、もっちり感を出した太麺などが開発されている。

 国内人口が減り始めていて、今後は大きな市場の伸びは期待できない。それが激しい開発競争につながっているようだ。ただ、生き残れる商品は、わずか数%しかない。

 Q 各社の国内シェアは、どうなっているの?

 A 最大手の日清(単体)が約4割。「マルちゃん」の東洋水産が約2割。「サッポロ一番」のサンヨー食品が10%台半ばだ。「チャルメラ」の明星食品、「ワンタンメン」のエースコックが1割近くで続いているみたいだ。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介