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2012年11月7日
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経済ナビゲーター

自動車税制(上) 9種類、年8兆円の税収

 Q 自動車にかかる税金の軽減を自動車業界が求めているんだって?

 A そうなんだ。とくに自動車取得税と自動車重量税という二つの税金の廃止を強く主張しているよ。

 Q それは、どんな税金なの?

 A 自動車取得税は、50万円を超える自家用車を買ったときに3〜5%かかる地方税。自動車重量税は、自家用車を買うときと車検時にかかる国税で、自家用の乗用車なら車の重さ0.5トンあたり最大で年4100円が課税される。重さによって違うのは、もともと道路の整備や補修にあてられていたからだ。

 Q 車にかかる税金は、ほかにもあるよね。

 A 自動車を買うときは、自動車取得税と別に、購入価格の5%の消費税も払う必要がある。自動車を持っていると、自動車重量税のほかに、自動車税か軽自動車税が年1回かかるし、ガソリンや軽油などの燃料にも揮発油税や軽油引取税、消費税がかかる。

 Q 自動車を買って乗り続けるには、いろんな税金を払う必要があるんだね。

 A 自動車の取得・保有・走行の各段階で計9種類の税金が課せられている。日本自動車工業会は、自動車にかかわる2012年度の税収は消費税を含めて8兆円弱と試算する。

 Q なかでも、自動車取得税と重量税の廃止を求める声があるのはなぜ?

 A この2税は道路をつくるためだけに集める道路特定財源だった。しかし、こうした財源がムダな道路造りの温床になっているとの批判から09年度に道路特定財源が廃止され、2税は一般財源化された。自動車業界は「課税の根拠がなくなったのだから、廃止は当然」と主張している。

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