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F1オーストラリアGP 土曜日

2011年3月27日

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写真:F1オーストラリアGP 土曜日拡大F1オーストラリアGP 土曜日

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 予選開始時刻になっても気温は上がらず、天気は好転するという予報は全くあてにならない。とてもオーストラリアとは思えないような、暗くて寒い予選。しかし各チームの勢力分布も見えて来るはずなので、そこは興味津々で、例え強風に晒されながらも楽しみにしている(笑)

 上位陣も天候の急変が考えられると判断したのか、割と早めにコースインを始める。ターゲットとなるタイムは、昨年のベッテルがブリヂストンタイヤでポールを穫った1分23秒919。Q1では10台が1分25秒台に突入し、この時点では混戦の予感もあった。

 しかしQ2に入ると徐々に差が広がり始める。レッドブルとマクラーレンの4台が24秒台に入り、ポールポジション争いはこの2チームに絞られてきた。

 そして注目のQ3、上位2チームに加えフェラーリのアロンソも24秒台に入るが、ここで何とベッテルがあっさりと1分23秒529を記録し、ただ一人の1分23秒台でそのままポールポジションを獲得した。

 やはりベッテルの速さは別格。KERSを使用してないのに、使用したマクラーレンをあっさりと押さえられたのは、マシンの素上の良さもあるが、ベッテルのドライビングならではだと思う。結果的に昨年最終戦で大逆転タイトルを決めてチャンピオンになったことが、よりプラス方向に生かされているような気がする。そして何よりも印象的だったのは、予選終了後にチームメイトのウェバーがベッテルのマシンをまじまじと見ている姿だった…

 昨年もウェバーの地元オーストラリアGPではベッテルがポールを獲得し、逆にベッテルのホームであるドイツGPではウェバーがポールポジションを手にしている。このあたりの二人の関係も個人的には面白いのだが、今日のベッテルはあまりにも速過ぎて、誰もつけ込む余地の無い完璧な予選だった。

 「しかしレースは別物!」と言いたいのだが…今のベッテルに死角を見いだすのは難しい。つまり、明日のレースは何も起きなければベッテルがそのまま優勝、そしてハミルトンとウェバーの攻防とバトン、アロンソの駆け引きが見所になるか?だが伏兵はいる。暴れん坊のペトロフや我らが可夢偉もいる、だからベッテルにとっては第3コーナーまでを如何にスムースにクリアするか?これが勝負のポイントだろう。

 現地時間午後5時から始まるレース、終了の頃には既に暗くなっているはず。その上悪天候が重なれば撮影する側にとっては最悪のシチュエーションだ。こうなったらせめて明日の天気だけでも、何とかメルボルンらしい碧空にしてもらえないものか?

by F1SCENE

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プロフィール

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宮田 正和 Masakazu MIYATA

 1957年東京浅草生まれ。1987年、ブラジルグランプリでF1を初撮影。マシンの持つ美しさ、人間模様にひかれ、1988年より、F1グランプリなどモータースポーツをメインテーマとして活動を続ける。
 2004年、記事主体の既存F1誌に満足できず、最高の写真を見せたいと、グラフィック誌F1SCENEを創刊。編集拠点をF1の本拠地ヨーロッパに移し、ヨーロッパの文化と日本の感性の融合を合い言葉に「Team ZERO」を率いて「出版の壁」に挑む。

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