現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. 愛車
  4. モーターショー特集
  5. 東京オートサロン2011
  6. 記事

東京オートサロン2011

クルマのボディにも宝石を 京セラのオパールでカスタムカー

2011年1月14日

写真京セラの「京都オパール」3万カラットを塗装したカスタムカー。出展はホンダネットナラ

写真京都オパールを使った腕時計(左)と、ヘッドホン

 クルマのボディにも宝石を――。京セラが開発した「京都オパール」を全面塗装したカスタムカーが、東京オートサロンに出展された。深みのある落ち着いた輝きは、通常のメタリックやマイカ塗装とは一味ちがう仕上がり。京セラでは、合成オパールの用途を宝飾品だけでなく産業素材にも広げようと売り込んでいる。

 合成オパールは天然石と同一成分だが、より乾燥に強く、加工しやすいのが特徴。天然石より安価なほか、粒子のすき間に染料を入れることで多彩なカラーが実現できるという。宝飾品としての需要が中心だったが、京セラは2008年秋から「京都オパール」の名称で産業界への本格的な売り込みを開始。その後2年ほどで、腕時計やヘッドホンなど多くの工業製品に採用された。

 今回出展されたのは、ホンダのミニバン「オデッセイ」をベースに、3万カラット(6キロ)のオパールを塗装したモデル。一見キラキラしているが、どぎついギラギラ感はなく、輝きに奥行きが感じられる。「光源の種類や角度によっても表情が変わります」と開発担当者。今後、さらに幅広い塗装材や印刷インキへの応用を検討しているという。

 出展したホンダネットナラはホンダ系の正規ディーラーで、整備工場などを展開するほか、「ARTIS(アルティス)」のブランドで車両のカスタム塗装も手がけている。(アサヒ・コム編集部 藤坂樹理)

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内