加藤久美子の乗ってナンボ

新幹線よりおトク? ハイブリッド車で九州ドライブ:下

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東名・富士川SA名物のシラス&桜海老丼(手前)

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山陽道・吉備SAで最初の給油

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関門海峡を渡り九州へ

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燃費の履歴が一目瞭然。

 横浜の自宅を出たのが、4月28日の16時半。東名に乗ったのが17時少し前です。ナビで目的地をセットします。下関までの距離は実に1016キロ。眠くなったらサービスエリアで寝ればいいかな〜という気楽さもあります。

★いざ!下関へ やっぱり後半は眠くなる

 最初はとても気合が入っていて、食事、休憩などを入れて下関まで12時間走破を目指していました。夕食は富士川SAで、名物のシラス&桜海老丼などを食しました。19時半に静岡県浜松、21時愛知県一宮、22時半京都、23時大阪府吹田と順調に通過。午前0時半に岡山県内に入り、最初の給油をしたのが岡山市の吉備SAで、午前1時ちょうどでした。

 明日から大型連休ということもあってか、サービスエリアは仮眠の行楽&帰省車であふれかえっています。深夜、地方の高速道路のSAに、これだけ多くの仮眠車が集まる光景は初めて見ました。さて、下関まであと350キロ。ところが、広島県に入ったあたりで急激に眠くなり・・・・。計3カ所のサービスエリアで仮眠をとり、下関に到着したのは朝でした。

★考えられる限りの快適装備

 下関の実家で睡眠を取ると、関門海峡を経て九州へ。阿蘇まで約250キロ。1000キロに比べたらチョロいもんです。阿蘇はこれまで数限りなく訪れていますが、大分県のやまなみハイウェイから続く雄大で美しいドライブコースは、国内屈指のスケールです。

 高速道路も、高原道路も、アルハイでのドライブは大変快適でした。夜中になれば眠くなるのは当然ですが、運転の疲れ・・・というものがほとんどありません。長く運転すると疲れる右足も、今回はレーダークルーズコントロール(前車との車間距離が短くなると、自動的に減速。前車がいなくなると、自動的に復帰するシステム)のおかげでまったく疲れませんでした。考えられる限りの快適装備を満載し、国産車最高レベルの広い空間を持つハイブリッド車。これまで色々なタイプの車で1000キロイッキ乗りをしてきましたが、もっとも快適な車だったことは言うまでもありません。

 ハイブリッドなので低速時は確かに静かな車です。が、アルファードは静か過ぎないところが私はほっとしました。たとえば、ハイブリッドの代表車であるプリウスは、低速時は、静音というよりは、無音に近いのですが、静か過ぎて落ち着かないのです。前を行く歩行者や自転車が後ろをゆっくり走るこの車に気づいているのかどうか?急に方向転換しないよねー。何てことを不安に思うのです。

★燃費が一目瞭然なのはいいけれど...

 しいて言えば、別の意味で少しだけフラストレーションがたまりました。

 高速移動がとても快適なので、ついついアクセルを踏みたくなってしまいます。しかし、スピードメーターの左下、一番目立つところに燃費計があります。アクセルを踏めば嫌でも、瞬間燃費が悪くなるのが一目瞭然。ナビゲーションのモニターを切り替えて「燃費」を表示すると、直近30分以内の走行状態が如実にわかります。(あ、15分前は燃費30キロ/L以上だ。下り坂でずっとモーター走行だったものねえ。)とか、(うー、燃費10キロ/1L以下じゃん。結構踏んだからなあ)なんて記録が隠されることなく表れます。

 また、1列目と2列目のウォークスルーができないのが、子連れ使用ではつらいかな。巨大なバッテリーがあるからしょうがないのですが。運転席から振り返ると、2列目に乗る子供ははるか後ろ。DVDの字幕や音声の換え方がわからないといっては呼ばれて、そのたびにいちいち、ドアを開けて後ろにまわって・・・というのが面倒でした。

 あと、コマゴマした荷物を安定させるフック的なものがもう少しあると良いかな。床が広すぎて、小さく軽い荷物はコロコロ転がります。子供が一番喜んだのは、間接照明でした。確かに夜、ドライバーの視界を邪魔することなく、ほんわりとした上品な灯りは綺麗でした。

 電子レンジや大風量ドライヤーも使える1500ワットのコンセントも便利です。サービスエリアでシャワーを浴びて、車内でドライヤーで乾かす、なんてこともできてしまうのですね。

★気になる燃費の実際は?

 トリップメーター728.1キロ時と、1502キロ時に給油して合計で114.65Lのガソリンを消費。結果、燃費は13.1km/Lをマークしました。車両モニターの燃費は、大体13.5程度でしたので、ほぼモニター通り。同クラスのガソリン車の場合、高速道路での実測燃費がリッターあたり7−8km程度なので、燃費は格段に良いといえるでしょう。5月1日以降、またまたガソリンが大幅に値上がりしてしまいました。重要なことですが、アルハイがレギュラーガソリン仕様であるところもかなり嬉しいです。

 帰りは、下関〜東京間1000キロ無給油に挑戦してみたくなりました。燃費をもっと意識すれば、実現できるかも?

(2006/05/03)

朝日新聞サービス

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