ウォーターサーバーの電気代の目安は?自宅の家電と比較&節電のコツ

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ウォーターサーバーの電気代目安は

※記事で紹介した商品を申し込むと、売上の一部がミズノートに還元されることがあります。

「ウォーターサーバーの電気代って高い?安い?」「ウォーターサーバーにかかるコストをできるだけ抑えたい」。ウォーターサーバー導入を検討していて、このように迷っている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、各メーカーのウォーターサーバーの電気代と編集部おすすめの節電型ウォーターサーバーを比較表付きで紹介します。

また、「フレシャス」ブランドを展開するメーカー担当者に取材を行い、ウォーターサーバーの設置場所や注意点などのアドバイスも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

ウォーターサーバーの電気代はいくら?各メーカーの電気代を徹底比較

編集部が調査した48機種のウォーターサーバーの電気代は、月額150円~1,700円ほどかかり、平均は月額750円でした。幅があるのは、省エネタイプと通常タイプだと電気代が異なってくるためです。例えば以下の表のようになります。

実質月額うち電気代
ウォータースタンド「ガーディアン」5083円150円
プレミアムウォーター「スリムサーバーⅢ(床置き)」6,987円500円
フレシャス「SIPHON+」6,990円750円
クリクラ「クリクラサーバーL型(床置き)」6,514円1,674円

電気代が平均である750円を下回る機種の多くは、エコモードを採用しています。一方、「クリクラサーバーL型」のようにエコモードがない機種は、電気代が高くなってしまいます。

ただ、電気代が安くても、水代やレンタル料といった他の費用が高ければ、実質月額(トータルのコスト)は高くなってしまいます。この記事では、トータルのコストも踏まえておすすめの機種を紹介していきます。

ウォーターサーバーの月額費用の仕組みについては、以下の記事をご覧下さい。

「ウォーターサーバーの月額費用を10機種で比較!世帯別の料金実例も公開」

他の家電と比較して、ウォーターサーバーの電気代って高いの?安いの?

そもそも、月額150円~1,700円、平均750円という金額は、他の家電と比べると高いのでしょうか、安いのでしょうか。次のグラフは、温度調節機能のある家電と比較したものです。

電気代の比較

ウォーターサーバーの平均は、約750円。冷蔵庫の619円や、乾燥機付ドラム式洗濯機の785円と近い金額になっています。この金額が高いと感じる人は、省エネ機能搭載で電気代が抑えられているタイプを選びましょう。気にしない人は、平均値からそれほどかけ離れていない機種を選ぶのがおすすめです。

このグラフでは、電気ケトルの162円が最安です。ウォーターサーバーでも、常時保温機能がないタイプの機種は150円程度になるので、お湯をあまりたくさん使わない人は、常時保温機能がないタイプの機種を選ぶのも手です。

<グラフの表記について>
・消費電力量(月):カタログ記載の期間合計使用電力量(年間の使用電力量)÷12ヶ月
・消費電力量の記載がない製品は消費電力(kWh)と1ヶ月のおよその使用時間から算出
・電気代:新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算
・Panasonicの最新家電の中から主な生活家電をピックアップ
・利用環境や利用頻度、設定などによって電気代は前後します

ウォーターサーバーの電気代を抑えたおすすめ5機種

続いて、編集部が調査した48機種のうち、電気代が500円以下で、機能やデザイン性が高いなど、おすすめのウォーターサーバーを紹介します。以下の表は、おすすめ5機種の比較です。

【電気代の安いおすすめ機種比較】

実質月額うち電気代
フレシャス「dewo」7,120円330円
ワンウェイウォーター「smart」4,486円436円
信濃湧水「エコサーバー」5,910円464円
プレミアムウォーター「スリムサーバーⅢ(床置き)」6,987円500円
ウォータースタンド「ガーディアン」5,083円150円

ここでは、1ヶ月の電気代の安い順に紹介していきます。ただし、電気代の安い機種であっても、ウォーターサーバーの利用にかかるレンタル代や水代、サポート代などを合わせた時に、トータルの月額料金(実質月額)が高くなる場合があります。また、ウォータースタンド「ガーディアン」は常時保温機能のない特殊なタイプなので、最後に紹介します。

フレシャス「dewo」

おしゃれな部屋に合わせたい人におすすめ

フレシャス「dewo」
特徴
▼常時保温タイプで電気代最安
▼円柱形のおしゃれなデザイン
▼畳んで捨てられる水パック
実質月額税込み7,120円の内訳
水代(天然水)
6,240円
電気代
330円
レンタル料
550円
※水代は月に36L使用した場合

フレシャスは他のメーカーに比べて電気代が安い(※)のが特徴です。中でも、最も電気代が安いのがこちらの「dewo」という機種です。光センサーによる夜間のスリープモードや、温水の温度を下げるエコモードといった機能により電気代が削減されています。

グッドデザイン賞を受賞しており、カラー展開も豊富なので、デザインで選びたい人に向いています。また、軽量の使い捨てパックを採用しているので、空ボトルの保管場所がない家庭にもおすすめです。

一方、水代が高めだったり、レンタル代がかかったりするため、実質月額コストはやや高めです。デザインや使い勝手はあまり重視しない人は、次移行に紹介する機種を選びましょう。

※フレシャスの電気代はすべて、エコモードなどの節電機能をフルで作動させ、水を使用しなかった場合の金額

ワンウェイウォーター「smart」

安さを追求する人におすすめ

ワンウェイウォーター「smart」
特徴
▼トータルコスト(実質月額)が最安
▼ボトルが下置きで交換しやすい
▼高さ110cmのコンパクトサイズ
実質月額税込み4,486円の内訳
水代(RO水)
4,050円
電気代
436円
※水代は月に36L使用した場合

ワンウェイウォーターは水代が安いRO水を採用。水代と電気代のほかにかかる費用はなく、1ヶ月に36L注文した場合には月額料金4,486円で利用することができます。これは、今回比較した48機種の中では最も安い料金です。電気代も、夜間にスリープモードにする設定があり、抑えられています。電気代だけでなく、トータルのコストも安くしたい人におすすめです。

水は使い捨て可能なワンウェイ式のペットボトル。設置位置が下置きで、交換しやすいのもうれしいポイントです。

高さは床置き型のなかでは低めの100cm。上にちょっとしたものを置けるほか、子どもも使いやすい設計になっています。

実質月額の安い機種を中心に選びたいという人は、以下の記事をご覧下さい。

安いウォーターサーバートップ10! 実質月額コストで44機種比較

信濃湧水「エコサーバー」

天然水と安さを両立したい人におすすめ

信濃湧水「エコサーバー」
特徴
▼天然水のなかでは実質月額が最安
▼電子ボタン式で注水が便利
▼温水循環による自動クリーニング
実質月額税込み5,910円の内訳
水代(天然水)
5,116円
電気代
464円
レンタル料
330円
※水代は月に36L使用した場合

天然水はRO水より値段が高いため、月額料金を抑えたい人に天然水のウォーターサーバーは不向きです。しかし、信濃湧水のウォーターサーバーは、比較した48機種のウォーターサーバーの中で、最も天然水の料金が安価。温水の温度を低くするエコモード搭載で電気代も安いので、天然水を使いながら月額料金を抑えたい人におすすめです。

注水はボタン式。レバー式よりも水を注ぎやすいので、普段使いに便利です。

また、1週間に1度、サーバー内部を温水循環することにより、自動的にクリーニングする機能があります。衛生面が気になる人にもおすすめです。

プレミアムウォーター「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)」

バランスの取れた人気機種を使いたい人におすすめ

プレミアムウォーター「スリムサーバーⅢ(ロングタイプ」
特徴
▼業界最大手の人気機種
▼スリムで限られたスペースに設置しやすい
▼専用スマホアプリで注文簡単
実質月額税込み6,987円の内訳
水代(天然水)
4,233円
電気代
500円
初期費用
138円
※水代は月に36L使用した場合。初期費用は2年間使う想定で、初回登録手数料3,300円を24で割って算出

業界シェアトップのプレミアムウォーターで最も人気の高い機種です。ベーシックなモデルで料金が抑えられるほか、その名の通り幅27センチのスリムさで、限られたスペースにも置きやすい使い勝手の良さが人気の理由です。

専用のスマホアプリがあり、水の宅配日時の指定や変更がいつでも可能。水の使用状況に合わせて気軽に注文できるので、便利です。

また、光センサーのエコモードなど基本的な機能はカバー。水のおいしさでも定評があります。バランスの良い人気機種を使いたい人におすすめです。

【番外編】ウォータースタンド「ガーディアン」

水をたくさん使いたい人におすすめ

ウォータースタンド「ガーディアン」
特徴
▼電気代は驚きの150円
▼タンクレスでその場で加熱
▼水道直結型で水が安い
実質月額税込み5,083円の内訳
水代(水道水)
5円
電気代
150円
レンタル料
4,928円
※水代は月に36L使用した場合

水道直結型のウォーターサーバーであるウォータースタンドの「ガーディアン」は、瞬間冷温水機能によって必要なときだけ電気を使う仕組みとなっています。常時保温していないので、電気代は他の機種より圧倒的に安い150円となっています。

水ボトルを搭載していないため、サーバー本体もスリムで置き場所に困らないほか、ボトルを交換したり捨てたりする手間もありません。

水は水道水を高性能のフィルターで浄水して使います。水道とつなぐ工事が必要である点、天然水やRO水とは異なる点を踏まえ、番外編の扱いにしましたが、天然水やRO水にこだわりがなく、おいしい水をたくさん使いたい人にはおすすめです。月々の電気代が安いだけでなく、専用の水ボトルを購入する必要がないので水代も抑えられるのが特徴です。

メーカー担当者に直接取材!電気代の相場と節約のコツ

これまで、ウォーターサーバーの電気代の相場やおすすめ機種を紹介してきました。さらに電気代を抑えたいという人に向けて、編集部は「フレシャス」ブランドを展開する富士山の銘水株式会社マーケティング部の坂本良さんに取材。ここからは、同じ機種でも電気代を抑えるコツについて説明します。

――ミズノート編集部:省電力を実現するため、機材にはどのような工夫がされていますか。

フレシャス・坂本さん:以下の三つの工夫があります。

①お湯の温度を下げる「エコモード」を搭載。電気代がかさむのは大体お湯の部分なので、通常80-90度のところをエコモード起動で70度くらいに引き下げることで、電気代も抑えることが出来ます。

②「スリープ機能」が付いています。例えば夜寝ている間はお湯を使わないと思うので、サーバー本体のセンサーが部屋の明るさを感知して、暗くなった場合は一時的に保温機能をストップする仕組みです。

③水のタンクの配置に工夫をしていて、一般的には縦に並んでつながっている冷水と温水のタンクを横並列にして独立させています(デュアルタンクシステム)。いったん冷やした水をまた温めるという無駄な工程を省くことで、熱干渉がなく効率的に冷水と温水を作ることが出来ます。

――ミズノート編集部:ウォーターサーバーを設置してからもできる、節電のコツを教えてください。

フレシャス・坂本さん:エコ機能を使うのは大前提として、こまめにサーバーの掃除をしていただくのが大事ですね。サーバー背面の(通気)部分は埃がたまりやすいのですが、そのままにしておくと熱干渉に影響しますので。 それから家の中に設置する場合、できるだけ壁から離すことで熱がこもるのを防げます。

――ミズノート編集部:お湯を使う量を抑えても節電につながりますか?

フレシャス・坂本さん:そうですね。冬場はやはりお湯を使う方が多いと思いますが、夏場はあまりお湯を使わない分、消費電力が抑えられるのかなと思います。その際もエコモードを活用していただければ。

【取材まとめ】メーカー取材でわかった節約のコツ

取材で得られた情報をまとめると以下のようになります。

  • 節電をしたい人は、「エコモード」や「スリープ機能」搭載機種がおすすめ
  • 節電のコツとしては、こまめに掃除をする、できるだけ壁から離して設置をする
  • お湯の使用量を抑えることでも電気代節約につながる

これらに注意し、ぜひエコで経済的にウォーターサーバーを使ってみてください。

この記事のまとめ

  • ウォーターサーバーの電気代を抑えたいなら、エコ機能が搭載されている機種がおすすめ
  • 水道直結型や冷水機能のみのタイプなら電気代が100円台の機種もある
  • レンタル代や水代、サポート代を含めると月額料金が高くなることもあるので注意が必要
  • 節電するコツはサーバーの設置環境や日常の使い方の工夫
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