注文ノルマなしのウォーターサーバー7選! ノルマ回避の方法も

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注文ノルマなしのウォーターサーバー7選!

おいしい水が定期的に宅配される便利なウォーターサーバーですが、水の使用量が少ないと、「ノルマ」に引っかかり追加料金が発生することがあるため、「自分が検討中の機種はノルマがあるのだろうか」「ノルマに引っかかったらどうしよう」と考える人も多いのではないかと思います。そこで、この記事では、ノルマがないおすすめサーバーを7機種紹介します。

また、ノルマがあるメーカーでも、ノルマに引っかかる水の使用量を把握し、「配送スキップ」を使って水の注文量を調節すれば、追加料金もボトルが余ることもなく水を使うことが可能です。筆者の実例をもとに解説します。

注文ノルマとは?

そもそも注文ノルマとは、毎月一定量の水を注文しないと、追加料金が発生するという契約のことです。

といっても、毎月必ず注文しなければいけない、というわけではありません。多くのメーカーでは、配送を休む「配送スキップ」が可能で、1カ月までは無料です。しかし、2カ月連続でスキップすると追加料金が発生するというケースが多いのです。

たとえば、プレミアムウォーターの場合、1回の注文は12Lボトル2本。スキップは1カ月まで無料です。毎月の水の使用量が12Lだと、以下の表のようにノルマには引っかかりません。

【ノルマに引っかからないケース】

注文量 使用量
1カ月目 12Lボトル×2本 12L
2カ月目 配送スキップ 12L
3カ月目 12Lボトル×2本 12L

このように、12Lボトル×2本=24Lを2カ月で消費すれば追加料金は発生しません。逆にいうと、月の消費量が12L未満だとノルマに引っかかってしまうのです。

例えば、以下のように毎月の水の使用量が8Lだと、2カ月連続で注文を休まなければならなくなり、追加料金が発生します(追加料金回避のために3カ月目に注文することは可能ですが、そうすると水ボトルがどんどんたまってしまいます)。

【ノルマに引っかかるケース】

注文量 使用量
1カ月目 12Lボトル×2本 8L
2カ月目 配送スキップ 8L
3カ月目 配送スキップ(追加料金) 8L
4カ月目 12Lボトル×2本 8L

各社で、ノルマに引っかかるラインがどのように設定されているかは後ほど詳しく解説しますが、「ノルマを気にしながら注文したくない!」「(一人暮らしで)水をあまり使わないのでノルマに引っかかりそう」という人は、ノルマなしのウォーターサーバーを選びましょう。

注文ノルマのないおすすめウォーターサーバー7選

それでは、ここからは主要20社46機種のなかから、ノルマがないおすすめのサーバーを7社7機種紹介します。各メーカーから1機種に絞っておすすめしていますが、他のサーバーについても知りたい人は、「詳細を見る」から各メーカーごとの詳細記事を読んでみてください。

富士の湧水「ウォーターサーバー」

天然水をノルマなしで飲みたい人におすすめ

富士の湧水
特徴
▼温冷水に加え、弱冷水や高温水など豊富な温度調節機能
卓上タイプもある
▼水はワンウェイ(使い捨て)パック式、上置き
実質月額(税込約4,908円)の内訳
水代(天然水)
3,290円
電気代
約780円
レンタル料
838円
※水代は月に24Lを使用した場合。電気代はメーカー調べ

富士の湧水は、ノルマなしサーバーとしては珍しく、天然水を採用しています。費用も天然水サーバーのなかでは比較的安価なため、ノルマやコストを気にせずに天然水を飲みたい人におすすめです。

サーバーは温度調節機能に優れます。通常の冷温水が出るモードに加え、常温水に近い弱冷モードやカップ麺作りにも使える高温モードを搭載。また、省エネモードを起動すると、お湯の温度が70℃にまで下がります。赤ちゃんのミルク作りに便利な温度です。

水ボトルは使うごとに小さくなるパック式。ごみとして捨てられるので便利です。また、専用の非常用コックをつければ、サーバーにセットしていなくても水を出すことができるので、災害時の備蓄用にも向いています。

シンプルウォーター「エコパックサーバー」

卓上型で天然水を楽しみたい人におすすめ

シンプルウォーター「エコパックサーバー」
特徴
▼高さ55cmの卓上型
▼レンタルではなく本体買い取り式
▼水はワンウェイ(使い捨て)パック式、上置き
実質月額(税込約4,233円)の内訳
水代(天然水)
3,240円
電気代
約360円
初期費用
633円
※水代は月に24Lを使用した場合。電気代はメーカー調べ
※初期費用はサーバーを2年使うと仮定し、購入費15,180円を24で割っている

シンプルウォーター「エコパックサーバー」も天然水を採用。富士の湧水と違うのは、卓上タイプである点です。天然水サーバーを使いたいけど、床置きタイプだと自分の部屋には置きにくい、という人におすすめです。

水は6Lのパック式。最後は折りたたんで捨てられるので便利です。交換頻度は増えますが、重くないので交換も楽々できます。

ウォーターサーバーでは珍しく、本体がレンタルではなく買い取り式。毎月かかる金額に換算すると他のサーバーの月額レンタル料やメンテナンス代程度になりますが、最初にまとめて払う必要があるので注意してください。

アクアクララ「AQUA FAB」

デザイン性にこだわる人におすすめ

アクアクララ「AQUA FAB」
特徴
水受け皿が収納できる凹凸のないデザイン
▼メーカーによるメンテナンスあり
▼水はリターナブル(要返却)ガロンボトル式、上置き
実質月額(税込約5,268円)の内訳
水代(RO水)
2,808円
電気代
約1,030円
サポート料
1,430円
※水代は月に24Lを使用した場合。電気代はメーカー調べ

アクアクララ「AQUA FAB(アクアファブ)」は、今回紹介する6機種のなかでは最もデザイン性に優れます。ボトルがカバーで隠れ、水受け皿が収納式になっていることで、凹凸のないすっきりしたデザインになっています。おしゃれなサーバーにこだわる人におすすめです。

サポート料がかかるため、値段はやや高めになりますが、その代わり、2年に1回の定期メンテナンスがついています。衛生面が気になる人にはありがたい仕組みです。

水は水道水をRO膜と呼ばれる高性能な膜で浄水。限りなく不純物を除いたうえで、飲みやすいようにミネラルを配合しています。硬くてつぶれないガロンボトルで、要返却なので、家庭内に保管スペースが必要な点には注意しましょう。

アルピナウォーター「エコサーバー」

赤ちゃんのミルク作りに活用したい人におすすめ

アルピナウォーター「エコサーバー」
特徴
▼赤ちゃんの胃にやさしい「超軟水」
エコモードで70℃のお湯可能
▼水はリターナブル(要返却)ガロンボトル式、上置き
実質月額(税込約3,827円)の内訳
水代(RO水)
2,268円
電気代
約600円
レンタル料
959円
※水代は月に24Lを使用した場合。電気代はメーカー調べ

アルピナウォーター「エコサーバー」の水は、天然水をベースにしたRO水。ミネラルは配合しておらず、硬度1mg/L未満の超軟水となっています。

また、エコモードにすることで、お湯の温度が調乳しやすい70℃に(WHOが作ったガイドラインでは、70℃以上のお湯での調乳が推奨されています)。水の硬度とあわせ、赤ちゃんのミルク作りに利用したい人におすすめです。

水の単価が安く、実質月額は今回比較した46機種のなかでも4番目の安さ。毎月の費用を抑えられるのはうれしいポイントです。

ウォータースタンド「ガーディアン」

水をたくさん使いたい人におすすめ

ウォータースタンド「ガーディアン」
特徴
▼水道水を浄水して使うので、水が定額で使い放題
▼ボトルもタンクもなくてコンパクト
▼水は水道水の浄水、水道直結型
実質月額(税込約5,082円)の内訳
水代(水道水)
4円
電気代
約150円
レンタル料
4,928円
※水代は月に24Lを使用した場合。電気代はメーカー調べ

これまで紹介してきたサーバーは水が宅配されてくるタイプでしたが、ウォータースタンド「ガーディアン」は宅配ではなく、家庭の水道を利用します。本体に搭載された高性能な浄水カートリッジで水を浄化。水代が安く済むので、料理など、水をたくさん使いたい人におすすめです。

ボトルがないので、交換や保管・廃棄の手間も不要なのは便利です。

さらにガーディアンは「瞬間冷温水機能」がついており、水をサーバー内でためておくタンクがありません。その結果、幅23cm、奥行き23cmとコンパクトに。限られたスペースを有効に使うことができます。

水道と本体をつなぐ「水道直結型」で、工事が必須である点には注意が必要です。

エブリィフレシャス「mini」

工事なしで水をたくさん使いたい人におすすめ

エブリィフレシャス「mini」
特徴
▼水道水を浄水して使うので、水が定額で使い放題
▼円柱形でコンパクトなデザイン
▼水は水道水の浄水、水道水補充型
実質月額(税込約3,714円)の内訳
水代(水道水)
4円
電気代
約410円
レンタル料
3,300円
※水代は月に24Lを使用した場合。電気代はメーカー調べ

エブリィフレシャス「mini」も水道水を浄水して使います。「ガーディアン」と違うのは、工事が不要な点。その代わりに、保温・保冷機能を持つタンクにこまめに水道水を補充する必要があります。水をたくさん使いたいけど工事をするのは抵抗がある、という人におすすめです。

水代もさることながら、電気代やレンタル料も低く設定されているため、実質の月額費用は今回紹介する7機種のなかでは最安になりました。ノルマありのサーバーと比較してもかなり安い部類です。

ハミングウォーター「flows」

床置き型で水をたくさん使いたい人におすすめ

ハミングウォーター「flows」
特徴
▼水道水を浄水して使うので、水が定額で使い放題
▼高さ120cmの床置き型
▼水は水道水の浄水、水道水補充型
実質月額(税込約3,779円)の内訳
水代(水道水)
4円
電気代
約475円
レンタル料
3,300円
※水代は月に24Lを使用した場合

ハミングウォーター「flows」は先ほどの「mini」と機能や価格が似ています。違うのは床置き型である点。水道水補充型で床置き型が良いという人におすすめです。

本体で特徴的なのは、使い勝手に配慮された設計。水を出すボタンの位置は、日本人女性の平均身長に合わせた高さになっています。水受け皿は広く、鍋を置くこともできます。

ノルマを気にする目安は月12L

ここまでノルマなしの機種を紹介してきました。しかし、毎月ある程度の水を使う人であれば、必ずしもノルマなしの機種を選ぶ必要はありません。ノルマの量を超えている可能性があるためです。

ただ、ノルマを超える水の量について、各メーカーがわかりやすく説明しているかというと、残念ながら必ずしもそうではありません。

例えば大手のクリクラの場合、公式サイトには「クリクラに注文ノルマはありません。好きなタイミングでご購入ください」と書いてありますが、別の場所には小さな文字で「3ヶ月でご利用本数が6本未満の場合サーバーレンタル料(1,100円/月・税込)が必要となります」とあります。

クリクラのボトルは1本12Lなので、月に24L以上を使えばノルマ超えとなります。このように、各社のノルマを読み解くのは至難の業です。

そこで、毎月どれくらいの使用量だったらノルマを超えるのかを以下にまとめました。12Lが一つの目安になっています。

【ノルマを超える水の使用量】

使用量 メーカー名(具体的な使用量)
~30L ワンウェイウォーター(24L)、クリクラ(24L)、オーケンウォーター「スマートウォーターサーバー」(24L)、アクアセレクト(22.7L)、ピュアハワイアンウォーター(22.3L)、うるのん(20L)
~20L 信濃湧水(15.2L)、キララウォーター「スマートサーバー」(14.5L)、フレシャス「SIPHON+」「dewo」(14.4L)、コスモウォーター(12L)、オーケンウォーター「スタイリッシュウォーターサーバー」「スクエアウォーターサーバー」(12L)、プレミアムウォーター(12L)、サントリー(11.7L)、ふじざくら命水(11.5L)
~10L フレシャス「dewo mini」(9.4L)、フレシャス「Slat」「Slat+cafe」(9.3L)、ウォーターワン(8L)

※気になるメーカー名をクリックすると、それぞれの詳細記事に飛びます

コスモウォーターによると、毎月の水の使用目安は以下の通りです。

単身世帯: 20リットル(ボトル1.7本/月)
夫婦のみ: 30リットル(ボトル2.5本/月)
3名世帯(夫婦+子供1名): 36リットル(ボトル3本/月)
4名世帯(夫婦+子供2名): 48リットル(ボトル4本/月)
(出典:知っておきたい!ウォーターサーバーの1ヶ月あたりの使用量|コスモウォーター公式サイト)

自宅を不在にすることの多い1人暮らし共働き世帯の場合、使い方や季節によっては月の使用量が12Lを切るケースもあるかもしれません。あるいはウォーターサーバーの水はここぞというときに限り、飲む量は抑えたいと思う人もいるかもしれません。そういう場合は、ノルマ発生ラインが10L未満のサーバーや、ノルマのないサーバーを選ぶのがおすすめです。

一方、3人以上の世帯では、それほどノルマを気にせずにサーバーを選ぶことができそうです。

ノルマを柔軟にクリアするために……配送スキップを使いこなそう

筆者の場合は自宅でプレミアムウォーターを使っています。1カ月に12L以上のペースで水を飲まないと料金がかかります。しかし筆者は4人家族で使うので、少なくとも毎月12L以上は飲むだろうと考え、ノルマのことは気にせずに導入しました。半年以上使っていますが、ノルマに引っかかった月はありません。

ただ、毎月24Lの水を頼んでいるわけではありません。この記事の前半で紹介した「配送スキップ」を使うことで、ノルマを超えつつ、でもボトルが余らないようにしつつ、注文することができるのです。

配送スキップ

上の写真は筆者が使っているプレミアムウォーターのスマホアプリの画面です。4週間に1回届く設定にしており、次回の配送日は8月2日と表示されています。しかし、配送予定日までに水を飲みきれないというときもよくあります。

1回休み

そういうときは、「1回休み」をタップ。8月2日の4週間後である8月30日が次回配送日になりました。1日単位で微調整することも可能です。こうしたアプリを使うことで、ノルマに引っかかることなく、水を使うことができます。

この記事のまとめ

  • 注文ノルマとは、毎月一定量の水を注文しないと、追加料金が発生するという契約のこと
  • 注文ノルマが発生しないメーカーは富士の湧水、シンプルウォーター、アクアクララ、アルピナウォーター、ウォータースタンド、エブリィフレシャス、ハミングウォーター
  • ノルマを超えるラインで水の量を使うならば、ノルマをあまり気にすることはない
  • 配送スキップをすることで、ノルマは超えつつ、水を頼みすぎないようにすることが可能
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