【視点】カゴメはAIなどのテクノロジー活用に積極的ですね。3月には同じくNECとともに、子供の野菜嫌い克服を目指す「AI(愛)のプリン」というユニークな取り組みを進めています。また、フードテックにも取り組んでおり、こちらも3月ですが、人参と白いんげん豆で“ふわとろたまご”を再現したオムライスをTWOと共同開発しました。
【視点】新会社には東京海上日動も加わっており、SMSやメールなどのオンライン詐欺だけでなく、リアル詐欺なども含めた「両面」に対抗できることが強みですね。売上比率は7割がコンサルティング、1割が保険となる見込みで、まずはICT関連の売り上げが多くなると見込んでいるそうです。
【視点】一昔前は誰もが使っていたIEですが、いよいよサポートが終了するのですね。マイクロソフトは「Windows 95」のリリースとともにIEの最初のバージョンを公開し、2013年にはIE 11を公開していました。また、2015年からWindows 10に「Edge」をバンドルしています。なお、同社は1年以上前から、2022年にはIEのサポートを終えるとアナウンスしていますが、EdgeのIEモードについては少なくとも2029年までサポートする予定としています。
【視点】米国でもこの4月に、従業員の投票による賛成多数で初の労組結成が可決されたばかりですが、5月には賛成に投票したニューヨーク市スタテン島の倉庫の従業員とその管理者が解雇されています。この2名はアマゾン側の報復が解雇の一因になったと考えているそうです。日本でも労働組合が結成されましたが、アマゾン ジャパンがどのような対応をとるのか注目されます。
【視点】今回開示の対象となったのは詐欺など特に悪質な10のアカウントですが、前沢さんを語るアカウント自体は無数にあり、いたちごっこが続きそうです。また、ツイッター社の「認証済みバッジ」の反論は理解できますが、記事にもあるように、そもそもこのバッジ自体を認知しているユーザーもまだ多くないように思います。認証については審査の対応が追いついておらず、いまだに一部の限られた人にしか付与されていないことも、認知が広がらない要因になっているのでしょう。
【視点】サンドバーグ氏がメタ社のリソースを数年間私的に利用していた可能性があるとして、同社の弁護士らが調査を進めていると、ウォール・ストリート・ジャーナルが米国時間6月10日に報じました。サンドバーグ氏個人の財団や結婚式などに、メタの従業員を利用していたかどうかが、調査の焦点となっています。昨年の秋から調査は続いており、複数の社員が聞き取り調査を受けているそうです。
【視点】iPadなどはすでに「USB-C」に変更しているものの、iPhoneだけは頑なに独自の「Lightningケーブル」を貫いてきたアップルですが、今回ばかりはUSB-Cへの統一は避けられないかもしれません。なお、アップルに詳しいアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、同社が1~2年以内にiPhoneでもUSB-Cを採用するための準備を進めている可能性があると、5月のレポートの中で説明していました。
【視点】膠着状態が続いているマスク氏とTwitter社のやりとりですが、ワシントン・ポストによると、Twitter社は早ければ今週中にも、毎日約5億件以上投稿されるツイートのデータを含む、ツイートのリアルタイム記録、ツイートが発信された端末、ツイートを発信したアカウントの情報などを、マスク氏に提供する準備を進めているそうです。果たして、買収の撤回を示唆しているマスク氏を納得させられるのか、株価の動向も含めて注目です。
【視点】「WWDC 2022」は久しぶりのリアル開催とあって、配信映像をみていても現地の熱気が感じられましたね。また、新たにCPUが18%、GPUが35%高速化した次世代チップ「M2」が新型の「MacBook Air」と「MacBook Pro」に搭載されることも発表されました。一方で、円安の影響のためか新型Macが軒並み値上がりしており、日本のMacファンにとっては悩ましい買い物となりそうです。個人的はiPhoneをウェブカメラ化できる機能が、装着時のビジュアルも含めて楽しみです(笑)
【視点】ビジネスメディアなどにも、媒体とは関係なく誇大広告ともとれるようなダイエット商品や美容商品の広告(それも目を背けたくなるような)が次々と表示されているのが現状です。消費者が自分の身を守るために、スクリーンショットなどで証拠を残すことはもちろん大切ですが、そもそも媒体側がこうした広告を表示し続ける間は、いたちごっこは続くのではないでしょうか。
【視点】私も現在使っている複数のサブスクをリスト管理していますが、もしかしたら漏れているものがあるのではないか...と思います。企業側からすると、一度契約すれば全く使わなくても定額収入が見込めるサブスクはビジネスとして魅力的で、できるだけ解約されにくい導線にしたくなるのでしょう。ただ、特にウェブサービスを使い慣れていない高齢者などには解約のハードルは非常に高く、実際に消費者庁に相談も寄せられているそうです。今回「改正消費者契約法」が成立しましたが、これだけサブスクが浸透し、トラブルが増えている今、ルール化は必須と言えるでしょう。
【視点】Twitter社は今回の問題について、データの一部が「誤って」広告目的に利用された可能性があるとコメントしました。なお、同社は190億円の制裁金に加えて、今後ユーザーに対してセキュリティキーやアプリなどの2要素認証方法を提供する必要があるほか、個人データを不正利用していたことをユーザーに通知するよう求められました。
【視点】オンライン専用プランの契約増によって、店舗での人件費をうまく削ることができたということですね。とはいえ、ドコモはシニアユーザーも多いため、約3割も店舗がなくなると困る高齢者も少なからずいそうです。なお、先日発表された決算によると、ドコモ・KDDI・ソフトバンクともに、新料金プランによって想定を上回る減益影響があったそうですが、DXなどの法人事業や、金融・電力などのライフスタイル事業が好調だったことから、3社ともに増益を達成しています。
【視点】建物の中に入れないこともある文化財や世界遺産と、VRの相性の良さには誰もが気づいていますが、なかなか旅行ができないコロナ禍には、よりその価値が高まっていると思います。一方でVRヘッドセットは低価格化が進んでいるのにも関わらず、自宅に所有している人は一握りしかいません。私は2018年頃からVRヘッドセットを使い続けていますが、残念ながらまだ一般家庭に普及するような、キラーコンテンツは登場していない印象です。
【視点】イーロン・マスク氏によるTwitter買収が、二転三転どころではない騒ぎへと発展しています。この「買収保留」のツイート後に、Twitterの株価は取引開始前の時間外で20%以上急落しました。また、マスク氏は9000万以上ものフォロワーを抱えていることから、先日は自らTwitterのフォロワーを無作為にサンプリングし、それらのアカウントが、偽アカウント/スパムアカウント/重複アカウントなどであるか確認するとツイートしていました。Twitter社が根拠を示さないのなら自ら検証するということでしょう。マスク氏の真の狙いはわかりませんが、結果として同社は透明性の高い経営へとシフトせざるを得ない状況になりつつあります。
【視点】Apple Watchの初代が2015年に発売されて7年、ついにグーグルからスマートウォッチが発売されます。私は長年Apple Watchを愛用していますが、この四角いデザインがいつまで経っても慣れないので、円形のグーグル製ウォッチはぜひ使ってみたいところです。また、Pixelスマホシリーズとどう連動するのかも楽しみですね。現時点でわかっているのは以下の通り。 ・2022年秋発売でプレミアム製品の価格帯に ・円形のデザインで、バンドはカスタマイズ可能 ・Googleの「Wear OS」ソフトウェアとアプリを搭載 ・「Android」デバイスのみに対応(iPhoneには非対応) ・4G LTEのセルラーモデルも用意
【視点】オンラインゲームなどでは、10年以上前からアバター文化が根付いていましたが、メタバースで再注目され、NFTによって現実世界と同じように、一点物の服や鞄などを持てるようになったいま、従来のアバターとどう差別化していくのか楽しみですね。また、アパレル業界目線で、在庫を気にせず新たなデザインに挑戦できるという話も面白いです。REV WORLDSの2021年12月時点のコメントによると、仮想店舗ではブランドの世界観を作り込みやすいことなどから、商品のクリックレートは通常のメルマガなどの約3倍に達しているそうなので、新たなプロモーションの場としても注目されそうです。
【視点】我が家のお風呂もノーリツなので、この定番のメロディーと「お風呂が沸きました」の音声にはつい反応しちゃいますね(笑)。そして、ボタン連打をより楽しんでもらうために、あえてメロディと音声を逆にするこだわりにもグッときました。企業のSNS戦略は多様化していますが、こうした日々の暮らしに深く溶け込んだキラーコンテンツを持つ企業は強いなと改めて認識させられました。
【視点】Facebook社では数年前から、グループ機能を使った「コミュニティ」の活性化にも注力してきました。外国人住民の方々に向けた情報発信の場として、多くのユーザーを抱えるFacebookを活用するのはいいですね。今回は警察の取り組みですが、先日も県立高校がnoteで情報発信を始めていますし、プラットフォーム活用が企業以外にも広がってきていると感じます。
【視点】さまざまな噂が飛び交うTwitter買収ですが、買収完了後にマスク氏が数ヶ月間にわたり、暫定的にTwitter社のCEOに就任する見込みだという報道も出ています。もし仮にそうなったら、これまでに打ち出したいくつかの「改革案」も、より現実味を帯びてくるでしょう。マスク氏が今後、Twitterをどう変えていくのか注目です。