中高生の宿題に関する、とても興味深い記事です。「出し方が「丸投げ」になっていないか、子どもに過度な負担がかかっていないか」と記事中にあります。 大学のケースになりますが、これまで複数の大学で授業を担当してきました。20人前後の少人数の
謝罪動画の問題点は多数の専門家がすでに指摘しています。私は、日本の社会の様々な組織や制度が、責任をうやむやにするのか、それともきちんと経緯を明らかにし再発防止に取り組む方向に進んでいくのか、大変気になります。 私は男の子を育てています
記事は「グローバルサウス」についての話ですが、「グローバルノース」という言葉について違和感を感じたことがあります。 イギリスの研究者たちと文化について議論していたとき、「グローバルノース」という言葉が繰り返し出てきたのですが、「グロー
「ひたすら劣等感を感じ続ける」と、アーティストがアーティストについて率直な言葉で語った、大変興味深い記事です。 小室さんは坂本龍一さんについて、「しっかりとした音楽教育もうけていて」「周囲の人と英語で雑談する姿とか、何もかも洗練されて
「死を意識する要因は複雑に絡まっており、最終的な誘因だけに目を向けていては本当に必要な対策がわからなくなってしまう」と記事にあります。学業が直接的なきっかけだとしても、よく指摘されることではありますが、もっと奥にある理由は親との関係や家庭の
いい記事なのでぜひ読んで欲しいです。記事中のアドバイスを読むことで救われる気持ちになる女性もいるのではないでしょうか。 シニアでなくとも、私が調査で話しを聞いてきた子育て中の女性たちからも似たような思いを聞きました。 >自分は稼いで
ミニスカートブームの火付け役となったマリー・クワント。一方で、ここ数年、日本の若い女性の間では、ミニスカートよりも、ロングスカートの方が人気があります。 マリー・クワントが活躍した60年代、ロンドンのストリートではサブカルチャーに勢い
多数の子どもたちが性暴力の被害にあってきた可能性がある、ということに大変心が痛みます。メディアはこの状況をなかったことにしていいわけがありません。事実を取材・報道すること、適切な対応・対策をすることが求められます。また、これまで声をあげた方
記事中の女性が2人の子育てと生活のための仕事をなんとか続けてきたことは本当に大変だったと思います。二重の負担を抱え立派にやってきたのに、報われないという感情、平等じゃないという怒りを抱かせるような社会の構造は、変えていくべきです。 子
英米の文化研究者や出版関係者とやりとりしていると、日本のファッションへの関心の高さを感じます。 以前、欧米は、コム・デ・ギャルソンなど御三家は別として、日本をファッションの創り手としてよりも、欧米の商品を売るための市場として見てきまし
ソーシャルメディアの普及の下、広く問題となっている「文化の盗用」ですが、何が文化の盗用にあたるのかをデザイナーが理解するためには、歴史を学ぶことが必要だと思います。 記事中にあるように、これまで宗主国や多数派が、旧植民地やマイノリティ
この記事中の女性のように、子育てなどによって、様々な機会を15年、20年あきらめさせられ続けた人たちが多数います。長い間、努力を重ねてきたけれども、取り返しのつかない時間が過ぎてしまった。そう感じている人たちに、ジェンダーや子育て・介護を理
国際女性デーに女性に関する多くの記事が出ましたが、中でも、非正規雇用で働く中高年女性に関する一連の記事が目を引きました。 「中高年シングル女性を支援する政策は乏しい」 「昨春に成立した困難女性支援法の 対象も、主に若年女性やシングル
大変興味深い記事です。さらに視点を付け足すと、家事時間の研究をしてきた社会学者・品田知美さんは、「「女性活躍」推進政策で「女性の過労死が増えるのではないか」と指摘しています。 記事中にあるように、日本は家事時間が女性に偏っています。さ
えみまるさんのお弁当作り、本当に大変だったと思います。3年間も継続して、心からお疲れ様といいたいです。私も子どもにお弁当をつくることもあるので、喜びを味わってもらいたいという気持ちもとても共感できます。 どうしてえみまるさんや、コメン
ネット上では、人種的・民族的マイノリティ、女性や性的マイノリティの人びとの発言に対するハラスメントが深刻です。 先行研究によると、発言する個人がどれほど慎重になったとしても発言にはリスクが伴います。オンラインでの自己防衛は「感情労働」
長い間、取締役の中に女性を入れてこなかった企業の問題が指摘されています。女性の商品をつくる会社なのに、女性役員を入れないでどうしてビジネスをできるのかと。 まだ女性役員のいない企業の経営陣に読んで欲しい記事です。付け足すと、私の勤務し
大変興味深い記事です。日爪ノブキ氏のように海外に渡って、ファッションや食の世界で活躍する日本出身の職人の姿がときおり伝えられます。しかし、芸術・文化社会学の観点からすると、アジアから欧米にわたって職人として成功することは大変なことなのです。
注目を集めたニュースの続報が出て、興味深く読みました。 「我が家の裏庭にはお断り」の意味を持つ「NIMBY(ニンビー)」という言葉があります。「Not In My Back Yard」の略で、ごみ焼却炉などの迷惑施設に反対する住民の行
重要なテーマの記事です。一点付け足すと、子どもの睡眠不足の要因の1つとして、母親のワンオペ家事育児、父親の帰宅時間の遅さも影響しているかもしれません。 日本の女性の睡眠時間はOECD最短レベルで、その原因として、女性の家事育児介護の時