同じ宮城県内で、記事で取り上げられている蔵王町から車で1時間ほどのところに、審議会などの委員の女性割合が全国トップの自治体があります。仙台に隣接する富谷市。21年4月現在で53.1%。全国1,741市区町村で第1位です。 女性委員を探すの
真備町の看護師、片岡奈津子さんが開設をめざす「ホームホスピス」は、「とも暮らし」の場です。ホスピスというと、看取りの場と思われがちですが、違う。 最期まで、その人らしく生ききるのを支援する場であり、地域に開かれた拠点です。 全国にホ
真備町の看護師、片岡奈津子さんが開設をめざす「ホームホスピス」は、「とも暮らし」の場です。ホスピスというと、看取りの場と思われがちですが、違う。 最期まで、その人らしく生ききるのを支援する場であり、地域に開かれた拠点です。 全国にホ
取材に少しかかわりました。 関係者によると、コルスンスキー駐日大使は日本各地に講演などで訪れると、負傷兵士たちの治療受け入れを依頼してきたといいます。 電気やきれいな水、治療薬も不足するなか、海外に医療を求める事情はよく理解できます。
「ずっと事故の光景が目の前で繰り返されている。脳みそを食べられるみたいに」 事故前後の様子を証言してくれた、ネパール人留学生の男性の言葉が、胸に突き刺さります。 バスに乗っていた41人のうち、運転手を除く40人がネパールとバングラデ
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。留学生たちがアルバイト先に向かっていたとのことですが、異国でのアクシデントは大きな不安と負担。関係者のサポートを望みます 取材現場では東北在勤者を中心に、昨夜から記者たちが各所をあたっていま
この記事を思い出しました。 3度のコンビ結成、過酷な被災地取材も一緒 愛車パジェ郎との32年 https://www.asahi.com/articles/ASR1W6RXBR1BULUC005.html 「僕(記者)と取材の
東北ユースオーケストラで活動した中村さんの「僕たちが被災地を代表し、東北を背負って演奏していいのか」という葛藤。被災県に赴任して、いろんな方と触れて感じる感情です。 中村さんは記者に「(震災から)逃げていたのかもしれない」と振り返りを
東北で初めて甲子園の頂点に立った仙台育英。昨年夏の選手権大会のアルプス応援席は、試合を重ねるにつれて熱狂を帯びました。その中心にいて、さまざまな対応やとりまとめをしていたのが志賀さんでした。 大学進学するチームメイトがほとんどのなか、
異状死とされた場合の、遺族にかかる負担の地域格差。こんなに大きな違いがあるんですね。ただお金の負担も大変でしょうが、もっと気になるのは、ご家族の心理的負担です。警察に事情を聴かれるのはつらいし、ご遺体を移動させて検案する時間は、ご家族が亡く
アメリカの「バーンズ・アンド・ノーブル」の業績回復について触れられています。福岡に勤めていた時代に、よく通った書店「ブックスキューブリック」も同じ理念で貫かれていると感じます。 空間や品ぞろえが店主の個性による。まさにその通りだと思います
「差し込み型」移転が実った岩手県大船渡市の越喜来と対照的なのが、宮城県石巻市の牡鹿半島です。 震災後に高台団地が23カ所・地区にできました。けれど住民数は急減し、高齢化が進んでいます。1区画・戸あたり5千万円以上かけ、せっかくつくっ
震災犠牲者の十三回忌を迎えるきょう3月11日。追悼とともに、未来を模索するイベントがこの日にあわせて開催されているのが印象的です。仙台市で世界防災フォーラムがあり、仙台出身の羽生結弦さんがアイスショーを12日まで催しています。きょう夜のWB
「荒野の家族」で受賞した佐藤厚志さんは仙台駅前にある書店で働きながら、執筆を続けてこられました。その丸善仙台アエル店では、発表時間はまだ営業中。同僚たちがさっそく、貼られた候補作と著者名の一覧のなかで佐藤さんの名前に「花」をつけました。受賞
惜しくもトップテン入りは逃しましたが、選考委員特別賞として「青春って、すごく密なので」が選ばれました。東北勢として初めて甲子園で優勝した仙台育英(宮城)の須江航監督が、優勝インタビューで語った言葉です。 高校生が高校生らしい生活を送れ
なんて夢ある副業!開店おめでとうございます。 この駄菓子屋さんからそう遠くない土地で生まれ育った私も、幼い頃から小学生までよく近所の駄菓子屋に通いました。1日のお小遣い10円(時代がしれる・・)。当初はコイン1枚を握りしめて通い、次第
ベテランに指導を受けながら厳しい選挙戦を続け、家庭人である自分が切り離された、「選挙モンスター」になりきらなきゃいけないーー。矛盾に悩みつつも走り抜いた候補者の小畑さんのご一家に選挙期間中密着した26歳の記者の「取材後記」です。 は
子どもが熱を出したり体調を崩したりする度に、職場で頭を下げる。子どもの数が増えるほど、謝る回数が増えたーー。働く子育て世代が(多くは女性が)体験してきたことです。 「愚痴を愚痴で終わらせないで」という夫の言葉が響きます。 政治とは、
「非常に大切なお知らせがあります」。 そんな告知がSNSであり、本人がYouTubeに登場して病状を説明し思いを1時間にわたって述べたのは、56歳の誕生日その日の6月21日でした。 やり残したことの整理と発信のために、抗がん剤治療を
〈島にはたしかに「何もない」。でもその分、「何でもできる」〉 肩肘張らない小林さんのこの言葉に膝を打ちました。 拡大が当然の高度成長期下に育った私のような世代と違い、Z世代にはこの軽やかさが自然と身についているように思えます。 も