田渕紫織

田渕紫織たぶち しおり

ハグスタ編集長=子育て、社会保障
関心ジャンル:災害子育てカルチャー

最新コメント一覧

  • 相次ぐ給食費の値上げ、仕方ない? 地域で異なる負担、どう考える

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年6月18日12時39分 投稿

    【視点】食材費の高騰を受け、作る側がやりくりしながら少しでもいい給食を提供しようとする「あの手この手」がメディアによく取り上げられています。他の学校や自治体が参考にできるという意味で、重要なことだと思います。 一方で、鳫先生が投げかけている、給食費の負担のありかたについての根本的な指摘を忘れてはいけないと改めて思いました。 多くの大人が、公教育の給食に育てられてきました。保護者や給食を作る人、各学校という狭い範囲の問題ではないと思います。参院選でも議論されることを望みます。

  • 2年前には貯金90万円あったのに 弁当配布に並ぶ26歳女性の願い

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年6月15日16時8分 投稿

    【視点】昨年の金融広報中央委員会の世論調査によると、20代の貯蓄の中央値は8万円でした。若い世代の生活苦は、まだまだ知られていないと感じます。 きのう閣議決定した「男女共同参画白書」の中で、20代の女性の5割、男性の7割が「配偶者、恋人はいない(未婚)」と回答し、4割が「デート経験なし」と回答した部分に注目が集まりました。 ネット上では20代の意識の変化について言及するツイートやコメントが多いようですが、背景にある生活苦は、どれだけの人に意識されているでしょうか。 この取材に応じてくださった女性の「週5日、働きたい。それだけです」という言葉の背後にある思いや社会構造をどのようにお伝えし、政策変更を促すか、試行錯誤していきたいと思います。

  • 保育園、リモート監査で大丈夫? 厚労省案に「安全確保に疑問」の声

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年5月27日1時44分 投稿

    【視点】子どもが保育園で命を落とす事故が起こるたびに、検証委員会からしばしば、行政による監査が不十分だったと指摘されます。 それを受けて行政は「監査を強化します」と言うものの、実際は人員や予算などの「先立つもの」がないことが多いです。 この不十分な状態の監査さえ、簡略化する方向に政策が動いているのであれば、子どもにとって、極めて危ない事態です。 選挙が近くなると、「○万円を給付」といったわかりやすい政策が目立ちますが、一見地味なこうした政策にこそ、国レベルの予算を割かないと、子どもの命を守りきることはできないと思います。

  • 子連れ専用車両、「歓迎」だけでない理由 子育て世帯が少数派の今に

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年5月5日10時43分 投稿

    【視点】子連れで外出していると、「隔離」とも「すみ分け」とも何とも言えない、微妙な領域があります。 この連休中、家族で行ったホテルの朝食会場では、うちも含めて子どもがいる家族は皆、別室に通されていました。 子どもが予測不可能な動きをしても神経をすり減らさなくて済むという安心感の一方、この取材の後だったこともあり、「これでいいのかな」という思いも同時に感じました。 私自身、子どもが乳児のころは、いつ大泣きするかもしれない(そしてその理由もたいていわからず、どうすれば泣きやむかもわからない)子どもとの移動は緊張感とのたたかいで、子連れ専用車両は切迫したニーズとしてありました。 しかし、だんだん大きくなるにつれて、少し引いた視点を持つようになり、子どもの存在が見えなくなる形で本当にいいのかとも思うようにもなりました。 自分が子どもの頃は、電車にも街にも、もっとたくさん子どもがいました。 子育て世帯は過去40年で半数から2割にまで減っていまやマイノリティー、という指摘には改めて驚きます。 ただでさえこの2~3年、コロナ禍の休校・休園や公園の遊具禁止で、街から子どもの姿が減りました。 この取材中に、「たしかに専用車両がなくてもいい社会が理想だけれども、社会の意識が変わらなければ、専用車両だけをなくしても根っこは変わらない」と藤田先生にご指摘をいただき、膝を打ちました。 この問題をどう考えるか、いろんな方のご意見をうかがってみたいです。

  • 広島5歳児死亡、園庭にフェンス設置へ 検証委で再発防止策を検討

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年4月27日12時15分 投稿

    【視点】責任の範囲だけではなく、「子どもの命を守る仕組みだったか」を真ん中に置いてほしいと切に願います。

  • 「外に抜け出す場所ないと思った」園長が市に説明 広島の5歳児死亡

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年4月22日15時53分 投稿

    【視点】日本の保育園には第三者評価の仕組みがありますが、直接契約のため中立的でないと指摘されており、行政による監査やチェックによって安全と質を保証するしかないのが現状です。 今回の場合、それが機能していたと言えるでしょうか。 広島県が公表している「令和3年度 保育所自己点検シート」に「門,囲障,外灯,窓,出入口,避難口,鍵等,防犯上の観点から不備等がないか点検・整備しているか」という項目があります。 これは広島独自のものではなく、厚労省が児童福祉法に基づいて全国の自治体に送った通知(「児童福祉施設等における児童の安全の確保について」)にある項目と同じです。 コロナ禍で昨年度は自治体が思うように監査をできなかった事情があるとはいえ、また、書類上は園の自己点検項目であるとは言え、数年前から見て明らかな形で隙間があったのならば、たびたび園に出入りし、指導監督する立場の自治体のチェック機能にも疑問を持たざるをえません。公立保育園であればなおさらその点は問われると思います。 いま一度、全国的な点検が必要なように思います。 そして、監査する側の人手不足もながらく指摘されています。子どもの安全を保証するため、国として予算を投入するべきだと思います。

  • 育休後の働き方、不安を抱える人へ 復職の前後に大切なのは…

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年4月12日8時8分 投稿

    【視点】自分を振り返っても、育休からの復職直後はいっぱいいっぱいで、なかなか職場全体を見渡すことができませんでした。 一方で、職場には、育児だけでなく、自分の病気や家族の介護・看護など、目に見えない事情をもった方がたくさんいます。 リモートワークが進み、個々の事情がより見えにくくなっていると感じます。そして、その事情をご本人が明かしたいかどうかも、また別の問題としてあります。 これまで、子どもの入院・発熱時、仕事をカバーしてくれた同僚に深く感謝しています。山口さんの「過去には自分が支える側だったこともあったかもしれない。長い人生、支える側の時も、支えられる側の時もあります」という言葉に救われました。

  • 夫婦別姓調査に野田聖子氏「現実とずれ」 質問変更、世代の偏り指摘

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年3月29日13時56分 投稿

    【視点】これまでも通称使用のニーズについて別の設問でも尋ねていたにも関わらず、なぜこのような形で設問の選択肢に加えたのか、不可解です。 夫婦同姓が強制されているのは、世界で日本だけ。 この状態の解消を望む当事者の取材をしていると、理由は実にさまざまです。 姓を変えたことによって、自分が消えていくような喪失感を持ったので回復したい(先日の最高裁の渡辺恵理子裁判官の個別意見では「人格の喪失」と表現されていました)と語る人もいれば、「片方の姓に寄せることで夫婦間が平等でなくなったので解消したい」と語る人もいます。 仕事上や公文書で「通称使用がしたい」というニーズは、多様な理由のひとつに過ぎません。

  • 引き渡した園児9人が津波に…保育園長の後悔と危機感

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年3月11日14時46分 投稿

    【提案】9人の園児を失った八木澤園長は、私が同じ大槌町の支局に駐在していた当時から、ずっとメディアの取材を断っていました。この時は「二度と起こらないように、子どもの命を真ん中に置いた議論につながるなら」ということで、応じていただきました。 地震や津波があったら、すぐに園に子どもを迎えに行こうとするのが親心です。しかし、震災当日、約120人の子どもが、園が保護者に引き渡した後の避難中に津波にのまれて亡くなりました。 この事実をすべての保育園・幼稚園関係者と保護者と行政担当者に知っていただき、今後どうすべきか真剣に考えていただきたくて、3年前の記事ですが、改めてコメントさせていただきました。 いまだに、全国各地の園で「引き渡し訓練」が行われています。本当にこのままでいいのでしょうか。

  • うつ症状や不登校…コロナ禍の子どものストレス 大人はどう接すれば

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年3月6日10時52分 投稿

    【視点】心身のストレスが積み重なり続けて、子どもも限界、大人も限界。そんな親子は少なくないと思います。 原因がコロナ禍であるかどうかを問わず、大人も子どもも、ストレスや重圧を家庭内だけで解消するのは無理です。こういう時だからこそ、公的機関や医療機関を頼ってほしいです。 かく言う私も、コロナ第1波のあるとき、相談した相手から、行政の相談先一覧を紹介されて、すごく落ち込んでしまった経験があります。 「自分が親失格の烙印を押された気がする」「もっと大変な親子が山ほどいる」という凝り固まった考えをもっていたからです。 しかしあるとき、限界を迎えて公的機関の人に相談しました。本当によかったと思っています。 田中先生と昨年対談させていただいた際、この経験をお伝えしました。ストレスは比べるものではないうえ、親が大変な時にSOSを出して人を頼る姿を見せると、子どもも他人にSOSを出しやすくなるので、子どもにとってもいいこと、というお話をいただきました。多くの親と子どもに、お伝えしたい言葉だと思いました。

  • 知られてはならない妊娠 何度も泣いた母、最後に残したメッセージ

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年2月20日17時10分 投稿

    【視点】女性がひとりで抱えている事情の深さや重圧が伝わってきて、途中から読み進めるのも苦しくなるほどでした。 連載のタイトル通り、内密出産そのものだけではなく、なぜ内密出産をせざるをえない状況に追い込まれているか=「内密出産が問うもの」に目をこらしていきたいです。 内密出産の検討が始まったころ、10代の母親への聞き取り調査を続ける児童福祉学者に取材しました。内密出産の必要性を認めつつ、それだけがクローズアップされ、ひとり歩きすることを懸念されていました。「本来はひとり親でも貧困家庭でも障害がある子でも、内密出産をしないで育てられる環境をつくることが大切。それを忘れると危険な社会になる」と。 今回の女性の事情にあてはまるかはまったく別ですし、目の前の母子をどうするかという切迫したニーズとは別の時間軸で考えるべきことですが、その視点を忘れずにいたいです。

  • 散歩中の置き去り「保育士だけの責任ではない」 現場の切実な事情

    田渕紫織
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    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年2月19日21時8分 投稿

    【視点】先日、弊社が報じてニューストレンドワード入りした「置き去り」は、SNS上などで、保育士の労働問題として活発に議論されていました。 ただ、それ以前に、子どもの命を考えたときにまずはあってはならないこと、という小崎さんの指摘は、子どもの目線に添った、根本的に重要な指摘だと思います。 このケースで大事に至らなかったからいい、ということではまったくありません。 あってはならない。でも「2歳児は保育士1人で6人、3歳児になると1人で20人の子どもを園外で見る」という国の基準下では起こりやすくなっている。 それなら、その基準を変えて子どもの命と安全を守るのが、政治と保育行政の責任ではないでしょうか。

  • コロナで悩む保活、感染心配で内定辞退も 園の経営に影

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年2月19日16時35分 投稿

    【解説】コロナ前は、幼保無償化によって待機児童がさらに増えることを自治体や専門家は懸念していました。 しかし、感染不安などから「預け控え」が続き、待機児童は結果的に急減しています。(当初の政府目標では4年前に待機児童ゼロになっているはずでしたが。) 支援団体に聞くと、感染不安だけでなく、コロナ禍で母親が復職できなくなったり働き続けられなくなって保育園を諦める夫婦も一定数いるようです。 統計からかっちりと読み取るのは難しいケースですが、意に反して仕事を失っている場合は大変深刻です。 その意味で、コロナ後に保育ニーズがどれぐらい戻るかは、コロナ下で失業などせずに親が働き続けられているかどうかの試金石でもあると思います。

  • 保育園散歩中、3歳息子が置き去り 1時間半後、警察が自宅前で保護

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2022年2月13日17時19分 投稿

    【視点】散歩中も、遊び中も、食事中も、睡眠中も、1人で1歳児6人、あるいは3歳児20人、あるいは4歳児30人を同時にみるーー。前日から緻密に保育の計画を練っているプロでも、本当に大変なことです。 しかしこれが、日本で定められている保育園の先生の数の基準です。公的な保育園でこんなに低い基準なのは、先進諸国でも日本ぐらい。(認可外ではもっと基準が緩く、保育事故につながっています。) 公立小学校では、国主導で1クラスあたりの人数の引き下げが進んでいます。保育園の現状にも目を向け、同様に検討するべきだと思います。 しわ寄せがいくのは保育士、そして子どもたちです。子どもたちは意見が言えません。そして、乳幼児期はやり直せません。 この議論では、人件費が論点になりがちです。ただ、他国の追跡調査を見ても、良質な保育に「投資」(子どもはモノではないので「投資」という言葉は使うのはためらわれますが…)したお金は将来、国の経済・社会にもよい形で返ってくることが実証されています。

  • 突然の流産、行政に相談しても逮捕 犯罪リスク、専門家の見解は?

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2021年11月20日21時22分 投稿

    【視点】妊娠に急変はつきものです。自分がこの状況と環境にいたら、どうしたか。記事を何度も読み返し、過去に自分が取材した「乳児の死体遺棄事件」も思い出して、考え込んでしまいました。 今回の件に限らず、不測の事態で頭が真っ白になったとき、「責められるかも」「説教されるかも」と思ったら、ましてや「罪に問われるかも」と思ったら、どこにも相談できないのではないでしょうか。 根底にある法律の解釈が時代錯誤なら、更新していくべきです。 そして記事につく宋美玄さん監修の表は、当事者向けに広く知られるべき情報だと思います。

  • 日本最初の保育園は今も現役で新潟に 理想郷のようなその環境

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2021年11月20日9時48分 投稿

    【視点】子どもにとっていい保育園かどうか。それは、保育士が働きやすく働いているかどうか、と密接に関わっています。 保育士の離職率が低かったり、人数が少なかったり、年齢層が偏っていたりしないか。 離職率の高さは、その園の求人情報を見ればわかります。継続的に求人をしていたり、園長や主任クラスの求人が出たりしているところは要注意です。 そして一番大切なのは、中野さんがコメントされているように、子どもの反応を見ることだと思います。 でもこうした「質」を親が目をこらしてチェックしなければならないのは、異常なこと。そして保活激戦区の場合は十分な質の園は少なく、親は苦しい選択を迫られます。 自己責任で「ガチャ」になっている現状に国と自治体は向き合い、介入・保証しなければならないと思います。 国の検討会でも話し合われては具体策が決まらないままに消えていくことが繰り返されていますが、乳幼児時代は、後でやり直すことはできません。

  • こども庁、政策の「一元化」遠ざかる 文科省からの移管見送りへ

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2021年11月9日10時54分 投稿

    【視点】子どもは減っていくのに、役所は縦割りのままなのでしょうか。 過疎が進む地方では、保育園も幼稚園も園児が減ってどんどん「こども園」になる、いわゆる幼保一元化が急速に進んでいます。 これは、日本全体の未来を先取りした現状だと思います。 そしてそれに対する国の枠組みは、保育園→厚労省、幼稚園→文科省、こども園→内閣府という「三元化」。 近い将来を考えると、とても現実的ではないと思います。

  • 日本は「子育て罰」の国? マタハラに高い養育費…研究者も悩んだ

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2021年11月6日16時15分 投稿

    【視点】「child penalty」を「子育て罰」と訳したとのことですが、「罰」という概念が極めて日本的だと思いました。 「罰」という強い言葉で議論を喚起することに、賛否両論はあると思います。 インタビュー中の質問にもあるように、「子育て=怖い」というイメージにつながる懸念もありうると思います。 ただ注目しなければならないのは、(末冨さんご自身が経験を明かしてくださったように)その言葉が示している現象のほう。 おかしいとわかっていても、子育てをするなかではあまりにもよくあるために気を抜けばどっぷり浸かってしまう「当たり前」のほうだと思います。

  • 大地震、徒歩の帰宅は危険いっぱい 「すぐ帰らないで」

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2021年10月14日12時27分 投稿

    【視点】では子どもの迎えはどうするか。 学校や保育園などで「引き渡し訓練」がよく行われますが、現実的でしょうか。 「引き渡せない」場合について、想定をしているでしょうか。 3・11の時から議論は進んでいません。 子どもに「地震が起きたらすぐには会えないからね。生きていれば会えるから、待っててね」と安心して伝えられるかどうか。 そのために、安全な場所にある保育園を、乳幼児のための避難施設として指定している自治体もあります。 「誰が責任を負うのか」ではなく、「子どもの命を守る仕組みになっているか」を真ん中においた仕組みを。

  • ひきこもり 1686人の心の声 定義からこぼれ落ちる女性の実態

    田渕紫織
    田渕紫織
    ハグスタ編集長=子育て、社会保障
    2021年10月5日12時36分 投稿

    【視点】ひきこもり当事者の取材をしていると、「暗い自室にこもり、ゲームに没頭する若い男性」というイメージは大抵覆されます。 国の調査をきっかけに中高年のひきこもりは社会問題化したのに比べて、女性のひきこもりについてはまだまだ社会化されてないと思います。 この調査と同様に、女性が半数超という結果は自治体などでも次々に出ています。 元当事者でもある林さんは、当事者の気持ちを「生きていてもよいと思わない、役に立たない人間は社会のお荷物だから消えてしまいたい」と代弁します。 こうした「徹底的な自己否定」で張り詰めた心で毎日生きていく重みはいかばかりでしょうか。 国による一昨年の調査では、対象に「家事手伝い」や「専業主婦(夫)」も一部含めるようになりました。 ただ、サンプルとなった当事者はわずか47人。 もっと大規模な実態把握と同時に、生きていてもいいと思える居場所づくりを支えてほしいです。

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