未完の大作「火の鳥」を小説化

 漫画「火の鳥」の作者である故手塚治虫さんの構想原稿を元に、直木賞作家の桜庭一樹さんが「小説 火の鳥 大地編」を創作! 朝日新聞土曜別刷りbeと朝日新聞デジタルでご覧いただけます。

 手塚さんの漫画「火の鳥」は、不死鳥である火の鳥を追い求める人々を描き、人間の尊厳や愚かさを描く壮大な大河ロマンです。1967年の「黎明編」から本格的に始まり、88年の「太陽編」を最後に、翌年の手塚さんの死で未完となっていました。ただ、手塚プロダクションの資料室には、続編とみられる「大地編」の構想原稿が残されていました。

 手塚ロマンのエッセンスが詰まった、400字詰めで2枚余りの原稿を元に、桜庭さんが想像力の翼を広げ、長編小説を紡ぎます。
 挿絵は、「鉄腕アトム」をはじめ手塚作品をモチーフにした作品を多く手がけている、イラストレーターの黒田征太郎さんです。
 小説は土曜別刷りbeで毎週連載しています。表紙をめくって2ページ目で全面展開です。
 二人のコラボレーションにご注目ください。
 朝日新聞デジタルのカルチャー欄でも火の鳥の特設ページを設けています。これまでの小説も読めます(一部は有料会員向けです)。黒田さんのイラストもたっぷり楽しめます。

 プロモーションwebサイトでは朝日新聞デジタルの特設ページへのリンクも貼っています。他にも「火の鳥とは?」「火の鳥ココロの一コマ」といったコンテンツがあります。

幻の「火の鳥」小説化 手塚治虫の構想、桜庭一樹さん執筆(朝日新聞デジタル)

手塚治虫、夢の続きは 「火の鳥 大地編」構想(朝日新聞デジタル有料会員限定記事)

土曜別刷りbe

手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)

手塚治虫公式サイト

『火の鳥(1)〈黎明編〉』朝日新聞出版
手塚プロダクション提供

手塚治虫が書き残した「火の鳥 大地編」の構想原稿1枚目=埼玉県新座市の手塚プロダクション

 

未来にギフトキャンペーン~140周年のありがとう

 朝日新聞創刊140周年を記念した懸賞「未来にギフトキャンペーン~140周年のありがとう」は2月28日で締め切りました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

 

ネクストリボンプロジェクト

 がんとの共生社会を目指す「ネクストリボンプロジェクト」を展開しています。日本対がん協会の60周年記念事業でもあります。日本人の2人に1人ががんになる時代。がんは、長くつきあう病に変わりつつあります。がん関連の記事を紙面や朝日新聞デジタルで展開。がんへの理解を求め、ともに考えるキャンペーンを目指します。

 今年も、がんへの意識向上を促す「ワールドキャンサーデー」(世界対がんデー)の2月4日、「ネクストリボン2019 がんとの共生社会を目指して」(朝日新聞社、日本対がん協会主催)が、東京・有楽町朝日ホールで開かれました。がんと向き合い生きること、患者が働きやすい環境づくりなどをテーマに、2部構成でシンポジウムとトークイベントがあり、計約1200人が参加しました。

 


トークイベントでご登壇いただいた皆さん。
左から、向井亜紀さん、古村比呂さん、矢方美紀さん、木山裕策さん=2019年2月4日、東京・有楽町にて

 

 

 1部は、午後1時からシンポジウム「がんとの共生社会を目指して~企業の対策最前線とこれからの働き方」。がんの治療と仕事の両立支援について、がん患者の就労問題に詳しい専門家や、がん体験者、企業の経営者らが講演しました。

 続くパネルディスカッションでは「がんに罹患している社員だけでなく、会社はいろいろな人が働いている、といった多様性を受け入れ、イノベーションを起こしていくことが経営者に求められている」「国としての政策が本当に必要だ。次(の問題として)は、非正規、自営のがん就労者の視点が大切」などの提言がありました。

 


パネルディスカッションでは登壇者らによる活発な議論が交わされた=同

 

 

 2部は午後6時半からトークイベント「がんについて語ろう~がんとともに生きる、寄り添う」。タレント矢方美紀さん、女優古村比呂さん、タレント向井亜紀さん、歌手で会社員の木山裕策さんらが登壇。自らの経験や今の思いなどを語り、木山さんがネクストリボンプロジェクトのために書きおろしたキャンペーンソング「幸せはここに」を初披露しました。
https://itunes.apple.com/jp/album/shiawasewa-kokoni-single/1450122363?app=itunes

 


熱唱する木山裕策さん=同

 

 向井さんが聞き手を務めたリレー対談では、昨年このイベントで「新たにがんが見つかった」と告白した古村さんが「今日の午前中に、主治医から『一度抗がん剤をお休みしましょう』というありがたいお話をいただきました」と報告。会場から大きな拍手がわきました。

     ◇

 ネクストリボンプロジェクトでは、イベントのほか、紙面やデジタルでも、がん経験者や専門家へのインタビュー、特別寄稿、患者の治療や生活を支える様々な職種やボランティアを紹介。最新のがん治療などの関連記事も随時掲載しています。支援団体や企業とも連携し、がんへの理解を深めていきます。

 

 ■ネクストリボン公式サイト(http://asahi.com/nextribbon/
  ※過去のプレゼン動画&採録記事はサイト内でご覧いただけます。

 ■がんとともに(朝日新聞デジタル:特集記事)(http://www.asahi.com/special/nextribbon/

 

宇宙新時代

 朝日新聞社は、宇宙への挑戦を積極的に紹介、応援しています。宇宙開発をめぐる国内外の様々な動きを、紙面や朝日新聞デジタルで、「宇宙新時代」の企画で紹介。宇宙開発に関するイベントなども展開していきます。

 

「HAKUTO―R」メディアパートナーに

 その一環として2019年2月22日、史上初の民間月面探査プログラム「HAKUTO―R」(ispace社、袴田武史代表)とメディアパートナー契約を結びました。

 このプログラムは、自主開発した月着陸機=写真下(模型)=と探査車を、米スペースX社のロケットで打ち上げ、2021年半ばまでに月面着陸の実現を目指しています。

 

 

 コーポレートパートナーとして、日本航空、三井住友海上、日本特殊陶業が参加しています。

 株式会社ispaceのサイト
 https://ispace-inc.com/

 

 2019年はアポロ計画による人類初の月面着陸から50年。今後も、HAKUTO―Rをはじめとした、さまざまな最新の「宇宙トピックス」を紹介、応援していきます。

 

(宇宙新時代)次の旅先は高度100キロ、の記事
=2018年12月30日付朝刊 (クリックで拡大)

(宇宙新時代)月・火星有人探査、日本の強みは? 進む国際協力(朝日新聞デジタル有料会員限定記事)

(宇宙新時代)月へ、再び:4 資源開発、ルール作り始動(朝日新聞デジタル有料会員限定記事)

(宇宙新時代)月へ、再び:3 「水」探査、国際協力なるか(朝日新聞デジタル有料会員限定記事)

(宇宙新時代)月へ、再び:2 探査技術、国内の力を結集(朝日新聞デジタル有料会員限定記事)

(宇宙新時代)月へ、再び:1 月の有人探査、実現が視野に(朝日新聞デジタル有料会員限定記事)

 

認知症フレンドリープロジェクト
当事者主体の実践重ねる

 超高齢化が進むなか、認知症になっても安心して暮らしていける「認知症フレンドリー」な社会づくりに朝日新聞グループ全体で取り組むプロジェクトです。

 始まりの2018年は、認知症のご本人やご家族ら「当事者」を主体とした記事掲載やイベント、実践を重ねてきました。認知症の人に自らの言葉で胸のうちを語っていただく「本人の思い」を4月から毎月生活面で連載しています。朝日新聞デジタル「認知症とともに」でもご覧いただけます。

 自分らしい暮らしを続けていくための情報をお届けする、認知症専門のウェブメディア「なかまぁる」)をオープンしました。お悩み相談のコーナーや当事者らの活動報告のほか、全国の認知症カフェを検索できる便利なサービスもあります。

 

「優良活動事例」で表彰

 2019年2月2日、全国キャラバン・メイト連絡協議会主催の「認知症サポーターキャラバン 平成30年度表彰・報告会」が開かれ、朝日新聞社および朝日新聞グループの活動が「企業・職域団体における優良活動事例」として表彰されました。

 認知症の人の視点に立った報道、情報発信を行う業務と平行して、地域住民と接点が大きい全国の朝日新聞販売所(ASA)の従業員など約5千人の認知症サポーターを養成したこと、そのASA従業員が地域での見守り役を果たすなど、認知症の理解を促進する活動を着実に積んでいることが評価されました。
 本社は今後もASA従業員や、本社及びグループ会社員の認知症サポーター養成を進めていきます。


(写真左)表彰を受ける、左からReライフプロジェクト・坂田一裕氏と、ASA事業開発部・林知聡氏
(写真右)地域の見守り機能としてのASAの活動を報告する林氏

大型イベントなどで情報発信

 2018年9月には、認知症に関する情報提供と参加者との議論を深める「認知症フレンドリーイベント ~誰もが安心して暮らせる社会を目指して~」を東京・京橋で開催。約750人が参加しました。


 

(写真左)「認知症フレンドリー社会に向けたメディアの役割」のシンポジウム。認知症の本人や家族、支援者がメディアの役割などについて議論した=東京・京橋にて
(写真中央)メーン会場でのオープニング
(写真右)認知症VR体験コーナー


 


 認知症に対する備えや、コミュニケーション技法、認知症治療の未来などについての講演がありました。複数のプログラムに認知症の当事者も登壇。「疲れ果てた当事者、家族に元気を与えるような情報があれば、勇気をもらえる」などと訴えました。

 また、認知症VR体験コーナーでは、来場者のみなさんが認知症当事者の視点をVRで体感しました。

 このほか、日々の生活に関わる企業との勉強会も開催したほか、読者を対象にした「Reライフフェスティバル」も開催しています。また、朝日新聞厚生文化事業団は「認知症フレンドリー」を掲げる英国とフォーラムを実施しました。


(写真左)2018年4月19日に開催された企業向け勉強会=東京・築地の朝日新聞東京本社にて
(写真右)2018年3月2日の「Reライフフェスティバル」で講演した丹野智文さん(44)=東京・日本橋にて

 2025年には、高齢者の5人に1人にあたる約700万人が認知症になるといわれています。認知症の人が抱える悩みや不安が少しでも軽くなるような工夫や実践を、認知症の本人・家族、地域、行政、企業などとともに考え、具体的な行動につなげていきます。

 今後も紙面やデジタルで、認知症に関する多様な情報を発信します。朝日新聞厚生文化事業団とも連携し、企業や団体との勉強会、シンポジウムや講演などのイベントを企画。安心のネットワークをつくる一助になりたいと考えています。


認知症当事者がたどり着いた、笑顔で暮らす生き方(「Reライフ」朝日新聞デジタル)


(写真)認知症フレンドリー ロゴ(ワスレナグサをイメージしました)

 

朝日地球会議

 地球上のさまざまな課題の解決に取り組む、国際シンポジウム「朝日地球会議」を、2018、19年も開催します。

 話し合うテーマは国際政治や経済問題、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に掲げられる環境、ジェンダー、貧困、格差、教育、責任ある生産と消費など多岐にわたります。

 国内外の第一線の有識者、政策決定者、経済人、NPO関係者など登壇者と来場者、さらに日本を代表する企業がともに課題の解決策を考えます。

 「朝日地球会議2019」は2019年10月14~16日の3日間、都内で開催します。

 「朝日地球会議2018」は18年9月24日、東京・イイノホールで、同25、26の両日には東京・帝国ホテルで開催されました。3日間でのべ約5千人が参加。ポピュリズムの台頭で危機に瀕(ひん)する民主主義の課題や持続可能な社会の実現など幅広いテーマで議論が交わされました。

 朝日地球会議2018は、朝日新聞朝刊(18年9月25日、26日、27日、10月17日、18日)と朝日新聞デジタルで紹介されました。

これまでの記事はこちら→

朝日地球会議 公式ホームページ


(写真左)「朝日地球会議2018」で講演するハフポストCEOのジャレッド・グルスド氏(左)とNewsPicks CCO、NewsPicks Studios CEOの佐々木紀彦氏
(写真右)「朝日地球会議2018」で著書「ドーナツ経済学が世界を救う」の内容を軸に対談するオックスフォード大環境変化研究所上級客員研究員のケイト・ラワースさん

 

AIなどの先端技術イベント

AIフォーラムのようす

 AIをはじめとした先端テクノロジーの発達で私たちの暮らしや、ビジネス、未来はどう変わるのか ――今後も生活者の視点に立ち、理解を深め、ともに考えることができるイベントの開催などを目指します。


人工知能(AI)の最前線を知る連続フォーラムを開催

 「朝日新聞DIALOG AI FORUM(ダイアログ AIフォーラム)」を2018年5月20日から5日間、東京ミッドタウン日比谷のビジネス連携拠点「BASE Q」で開催しました。昨今、身近になってきた人工知能(AI)を中心とした技術が、今後いかに社会に浸透していくかを読み解く連続フォーラムで、産業技術総合研究所の人工知能研究センターの辻井潤一センター長、筑波大准教授のメディアアーティスト落合陽一氏、みずほ銀行の藤原弘治頭取らが登壇、AIの普及が社会課題の解決方法をどう変えていくか、などを語りました。

 フォーラム期間中は、ビジネスマンや研究者、学生ら多くの来場があり、各日盛況となりました。AIをキーワードに、未来社会、自動運転、ロボット技術やフィンテック、量子コンピューター、遺伝子工学までテーマは多岐にわたり、来場者の満足度は大きく、登壇者からも高い評価をいただきました。

 

朝日新聞デジタル 「DIALOG 日本の未来を語ろう」

 

朝日教育会議2019を開催

 

 国内外で直面する社会的課題に焦点を当てて解決策を模索する「朝日教育会議2019」を9月から開催します。

 朝日新聞社は「ともに考え、ともにつくる」の企業理念のもと、「教育の力で未来を切り拓く」をテーマに、連続フォーラム「教育会議」を2018年に立ち上げました。

 今年も参加する14の大学と法人がそれぞれテーマを掲げ、フォーラムを展開します。各界の著名人や各大学の研究者の講演・パネル討論を通じ未来を切り拓く提言をします。


 共催大学は次の通りです。
 神田外語大学、京都女子大学、共立女子大学、慶応義塾大学、公立大学法人大阪、成蹊大学、拓殖大学、千葉工業大学、東京工芸大学、東北医科薬科大学、東洋英和女学院大学、法政大学、明治大学、早稲田大学(50音順)

 概要紹介と申し込みは公式ホームページから。参加無料。応募多数の場合は抽選となります。

 

 「朝日教育会議2018」は2018年9月~12月、15大学と共催でフォーラムを展開しました。
 共催大学は以下の通りでした。
 青山学院大学、神奈川大学、神田外語大学、関東学院大学、京都精華大学、聖路加国際大学、拓殖大学、中央大学、東京工芸大学、東京女子大学、二松学舎大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、早稲田大学(50音順)

 

朝日新聞社・NYタイムズ提携90周年記念シンポジウム

パネルディスカッションに登壇したニューヨーク・タイムズの
トーマス・フリードマン氏(右)とアーサー・グレッグ・サル
ツバーガー氏=2018年11月9日

 朝日新聞社と米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の提携90周年を記念するシンポジウム「激変時代の羅針盤 社会とメディアはどう動く」が2018年11月9日、東京都文京区の東京大学で開かれました。NYT発行人のアーサー・グレッグ・サルツバーガー氏とNYTを代表するコラムニストのトーマス・フリードマン氏が来日し、約750人の聴衆を前に講演とパネルディスカッションがありました。

 シンポジウム冒頭で朝日新聞社の渡辺雅隆社長が「伝統的なメディアも様々な変革を迫られている。その役割は『伝える』から『つなげる』へ進化している」とあいさつ。サルツバーガー氏は「最も大事なのは、まず『何を変えてはいけないのか』を理解すること。我々にとって譲れないのは、ジャーナリズムだ。それ以外については変化をいとわない」と話しました。

 また、フリードマン氏は講演の中で、現代を「加速する時代だ」とし、「技術革新などの加速力が、世界そのものを作り替えている」と指摘。また、「世界が速度を増しているからこそ、遅くて古いものの価値が出てくる」と語りました。

 朝日新聞社とNYTは戦時中を除き、1928年から提携。互いの社内に拠点を置くなど、協力を続けています。

朝日新聞社/ニューヨーク・タイムズ提携90周年記念シンポジウム

 

八月の歌

 朝日新聞社が主催する「八月の歌」が2018年に10回を迎えました。節目の10回目にちなみ、この平和の短歌コンクールを140周年記念事業としてPRしました。

 中学生、高校生を中心に毎年たくさんの投稿があり、多くの人の平和への思いに支えられています。10回も一般の部、中学・高校の部に合わせて1367首の応募がありました。

 表彰式は、平和活動に熱心な岐阜県高山市の協力を得て毎年8月に開催しています。

 2018年は8月11日に同市で開かれ、約150人が参加。優秀賞10首のほか奨励賞45首も表彰され、全国から集まった受賞者たちが一首に込めた思いを語りました。

 また式の冒頭では高山市の平和都市宣言が紹介され、参加者は「戦争と核兵器の悲惨さ、愚かさ、恐ろしさ、命の大切さを過去から学び、未来へ伝えていく」など三つの行動指針を朗唱しました。

 受賞作は朝日新聞デジタルで紹介しています。なお、第11回も募集しています。

平和への思い詠んだ「八月の歌」 入賞作55首(朝日新聞デジタル:2018年7月18日配信)

 表彰式の模様は8月12日付の朝日新聞朝刊(名古屋本社版)と岐阜県版に掲載、朝日新聞デジタルでも配信しています。

平和とは…一首に込め 「八月の歌」表彰式(朝日新聞デジタル:2018年8月12日配信)

 8月15日付朝刊(名古屋本社版)には表彰式の詳報が報告されました。


(写真左)「中学・高校の部」優秀賞に選ばれ、賞状を受け取る岩本栞さん=岐阜県高山市
(写真右)高山市平和都市宣言を朗唱する参加者=同

選者の美帆シボさん(左)と対談する中学・高校の部の優秀賞受賞者=同