社会・文化

CSR

CSR推進大賞に写真展「よみがえる沖縄1935」

 朝日新聞社が手がけた事業を社内表彰する2018年のCSR推進大賞に、写真展「よみがえる沖縄1935」が選ばれました。この賞は「社会・地域貢献」「読者・顧客満足」などを通じて企業の社会的責任を果たし、本社グループのブランド価値向上に貢献する活動が対象です。

 写真展は3月31日~7月1日、横浜市の日本新聞博物館で開きました。同博物館、朝日新聞社、沖縄タイムス社の共催で、本社の創刊140周年記念事業として取り組みました。展示したのは戦前の1935年に大阪朝日新聞の記者が沖縄で撮影した写真のネガ277コマから厳選し、大判化したパネル約100枚。沖縄は戦禍によってさまざまな記録が失われており、貴重な写真の数々に会場は多くの入場者でにぎわいました。社内の選考委員会では、写真の発掘だけではなく、地元紙とともに取材を重ね、いろいろなイベントで広く紹介し、次世代に平和を伝えた取り組みとして評価されました。

沖縄1935(朝日新聞デジタル特集)

沖縄はいま(朝日新聞デジタル特集)

西日本豪雨と北海道地震で「支援通信」と「災害INFO」を開設

 大きな自然災害が発生した時、私たちメディアはどのような形で被災地に寄り添う情報発信ができるのか。「災害の1年」となった昨年取り組んだのが、「支援通信」でした。被災地で苦しむ人たちと、そんな被災地を応援したい人たち。その両方に、7月の西日本豪雨でデジタル中心のコンテンツを安定的に届ける仕組みを整え、9月の北海道地震でも同じスキームを使いました。避難所での注意点、車中泊の危険な点、義援金などの詳しい窓口など、実践的な情報を中心に部横断で多くのコンテンツを発信しました。そして、熊本地震でヤフーと共同調査に取り組んで以来温められてきた構想が結実する格好で、「災害INFO」も9月に立ち上がりました。被災者自身がスマホで情報を探す時代にマッチしたコンテンツとして、高い評価を受けています。デジタルファーストの流れが加速する中、災害時のメディアの取り組みとして、ひとつの「形」を示せたと考えています。

《西日本豪雨支援通信》

《北海道地震支援通信》

《災害INFO》


西日本豪雨「支援通信」の取材・出稿・発信フロー

 


西日本豪雨「支援通信」

 


北海道地震「支援通信」

 


「災害INFO」

読者投稿欄「声」 ともに考え、ともにつくり100年

 朝日新聞読者投稿欄「声」は前身を含めて、2017年で100年を迎えました。戦中戦後の混乱期も途切れることなく読者のみなさまの投稿を載せ続け、長年にわたってさまざまな意見を発信し世相を反映してきました。100周年を記念してイベントや紙面、大学の授業などで声欄の魅力を紹介。声欄投稿者・愛読者、学生との交流を通じて、学びや趣味における新聞投稿の大切さや楽しさを伝えました。

 2017年10月に大阪で開催したイベントでは、中学生から中高年まで170人が参加。本社の渡辺雅隆社長も加わり、100年にわたって読者と朝日新聞がともに考えともにつくってきた歴史を振り返り、世代を超えて議論して新聞の魅力を再確認しました。次の100年も、読者のみなさまとともに「声」をつくっていきます。

朝日新聞デジタル 【オピニオン:声】