全日本吹奏楽コンクールなど3大会の中止について

 

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一般社団法人 全日本吹奏楽連盟(理事長・丸谷明夫)と株式会社 朝日新聞社(代表取締役社長・渡辺雅隆)は、2020年10、11月に予定していた第68回全日本吹奏楽コンクールなど、以下の三つの全国大会を中止する決定をいたしましたのでお知らせします。

 ① 第68回全日本吹奏楽コンクール
  中学校・高等学校の部(10月24・25日、名古屋市・名古屋国際会議場)
  大学、職場・一般の部(10月31日・11月1日、宇都宮市文化会館)
 ② 第39回全日本小学生バンドフェスティバル(11月21日、大阪市・大阪城ホール)
 ③ 第33回全日本マーチングコンテスト(11月22日、大阪市・大阪城ホール)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言が、全国を対象に5月末まで延長されました。3事業の出場団体の多くは学校ですが、今なお多くの地域で活動の再開時期を見通すことができません。今後、段階的に再開されたとしても授業時間の確保が最優先であり、吹奏楽を含め部活動は大きく制約されることが予想されます。
 感染の拡大防止のためには、いわゆる3密(密閉・密集・密接)の回避が求められていますが、大勢のメンバーが合奏形式で練習や発表を行うのは難しい環境で、7月から本格化する地方大会は実施の見通しが立っていません。仮に大会を無観客で開催しても、演奏者の感染リスクはぬぐえません。
 以上のようなさまざまな理由から、大会を目指しているすべてのみなさんの健康と安全、命を守るため、全日本吹奏楽連盟の臨時理事会(5月9日開催)において、今秋の全国大会を中止する決断をいたしました。
 中止の決定が、大会を目標に努力を重ねてきたみなさんをどれほど落胆させるかと思うと胸が痛みますが、どうかご理解をいただきたいと存じます。

 (全日本吹奏楽連盟のホームページはこちら http://www.ajba.or.jp/

 

 

※以下、補足でいくつかご説明します。
Q:全国大会の中止は初めてか?
A:全日本吹奏楽コンクールは1940年に第1回が開かれ、戦争の影響で1943年から1955年まで中断されました。
1956年からは毎年開催されており、それ以降では初の中止となります。全日本小学生バンドフェスティバル、
全日本マーチングコンテストの中止は初めてです。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけ、2020年
3月に福井市で予定されていた第43回全日本アンサンブルコンテスト(全国大会)が中止となっています。
Q:地方大会も中止になるのか?

A:今回の中止が決まったのは、三つの全国大会についてです。地方大会については主催する各支部や県などの連盟が、
開催するかどうかを決めることになります。
Q:全日本吹奏楽コンクールの課題曲はどうなるのか?
A:2020年度の五つの課題曲は、すべて2021年度の課題曲とします。