阪神甲子園球場で2年ぶりに開催した第103回全国高校野球選手権大会は29日、閉幕しました。新型コロナウイルス感染拡大と長雨に見舞われた大会を終えるにあたり、運営にご協力とご支援をいただいた兵庫県、西宮市、警察、消防、医療機関の方々、その他多くの皆さまに深く感謝申し上げます。

 長雨による順延は過去最多の7度を数えました。やむなく休養日を減らすなどしましたが、日程は4日延び、選手や学校関係者にご苦労をおかけしました。グラウンド整備などに尽力された阪神甲子園球場、阪神園芸の方々、選手の健康管理や熱中症予防に努めてくださった理学療法士、審判委員の方々に心からお礼を申し上げます。

 代表校の新型コロナウイルス感染対応では、保健所職員や医師、看護師、宿泊先の方々に大きなご負担をおかけしました。主催者としてたいへん申し訳なく思っております。また、コロナ禍の影響で入場者を学校関係者に限ることにしたため、高校野球ファンの皆さまにご来場いただけず、心苦しい限りです。

 コロナ陽性者が出たことで、宮崎商と東北学院が無念にも試合の辞退を余儀なくされました。しかしながら、宮崎商は13年ぶりの出場を果たし、東北学院が初出場で1勝したことは大会史に刻まれます。両校の皆さんが誇りを胸に、新たな歩みを進められるよう願っています。

 感染防止対策や暑さ対策などの課題を検証し、今後の大会運営に生かしていきます。

朝日新聞社
日本高等学校野球連盟