朝日新聞創業者・村山龍平のコレクションは、父の薫陶により刀剣収集から始まり、なかでも古刀を好みました。当初の姿を留めた「その時代その儘(まま)のもの」を重視し、一時は約800口もの刀剣を所持していました。

 本展では、短刀や脇差しを中心に、刀装具や刀掛といった刀剣の脇を固める作品のほか、槍(やり)や旧村山家住宅の玄関棟に長く飾られていた火縄銃などを紹介します。写真は、「太刀 銘来国俊(らいくにとし)」(鎌倉時代、14世紀)。

 昨年、村山家所蔵コレクションが香雪美術館に一括寄贈されたのを機に、約1600点に及ぶ新収蔵品の一部を、4期にわたって紹介するシリーズ展の第3弾です。

  • 9月4日[土]~11月3日[土][祝]。[月]休館、ただし9月20日[月][祝]は開館し、翌21日[火]は休館
  • 香雪美術館(神戸市東灘区御影郡家2の12の1、078・841・0652)
  • 午前10時~午後5時。入館は午後4時30分まで
  • 一般700円、大学・高校生450円、中学生以下無料

(香雪美術館、朝日新聞社主催)