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山田寺跡から金堂壁画の断片、国内最古級の可能性 奈良

2007年10月19日23時33分

 奈良県桜井市の山田寺跡(7世紀、特別史跡)の出土品に、国内最古級の壁画の断片が含まれていたことが19日、奈良文化財研究所の研究でわかった。12世紀後半に焼失したとみられる金堂(643年創建)に描かれた仏画の一部だったらしい。絵柄は不明だが、同県斑鳩町の創建法隆寺(若草伽藍(がらん)、7世紀初め)に次ぐ壁画の可能性がある。

 78年に実施した発掘調査の出土品整理中に見つかった。壁画片は大(縦9センチ、横6.8センチ)と小(縦6.3センチ、横6.5センチ)の2点。彩色はほぼ焼失しているが、色を塗った跡らしい曲線文様などが残っていた。

 山田寺は、蘇我入鹿(?〜645)のいとこの蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだのいしかわまろ)(?〜649)が641年に着工したとされる。

 断片は、同研究所飛鳥資料館(同県明日香村)の特別展「奇偉荘厳(きいしょうごん) 山田寺」で公開中。

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