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俳優の北村和夫さん死去 文学座の中心俳優

2007年05月06日19時08分

 文学座の中心俳優で、人間味あふれる演技で映画やテレビでも活躍した北村和夫(きたむら・かずお)さんが6日、肺炎による呼吸不全で死去した。80歳だった。通夜は11日午後6時、葬儀は12日午前10時30分から、いずれも文学座、遺族の合同で東京都新宿区信濃町10の文学座アトリエで。葬儀委員長は文学座の加藤武さん。喪主は妻希玖子(きくこ)さん。

 東京都出身で50年に文学座の研究生となり、51年の「崑崙山の人々」で初舞台。同年の「女の一生」をはじめ、「欲望という名の電車」「華岡青洲の妻」「怪談牡丹灯籠(ぼたんどうろう)」などで故杉村春子さんと共演し、荒々しさと優しさ、ユーモアが共存する演技を見せた。ほかの代表作に「花咲くチェリー」など。

 映画では、小学生の時からの親友だった故今村昌平監督の「にっぽん昆虫記」「黒い雨」などに出演。NHKの「太閤記」「おしん」などテレビドラマでも活躍した。

 4月20日に脳梗塞(こうそく)のため入院していた。長女由里さん、長男有起哉さんも俳優。

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