登壇者紹介
敬称略。講演名は変更になる場合があります
DAY1
5/20(日)
私たちはAIとどう生きるのか?-社会実装の現状と課題- 11:00-11:55 1-1
AI技術への見方は、ユートピアとディストピア、過大評価と過小評価、楽観と警戒といった、相反する極を揺れ動いている。本講演では、AI技術の可能性と限界、それがもたらす未来の社会とその中での組織や人間のあり様に関して議論する。
辻井 潤一 Junichi Tsujii
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 フェロー/人工知能研究センター 研究センター長/英国マンチェスター大学 教授(兼任)
1973年、京都大学大学院修士課程修了。東京大学大学院情報理工学系研究科教授、マンチェスター大学教授、マイクロソフト研究所アジア首席研究員などをへて現職。計算言語学会(ACL)、国際機械翻訳協会(IAMT)、アジア言語処理学会連合(AFNLP)、言語処理学会などの会長を歴任し、2015年より国際計算言語学委員会(ICCL)会長。日本IBM科学賞(1988年)、紫綬褒章(2010)、大川賞(2015年)など国内外での受賞・受章多数
人工知能のグランドチャレンジ 12:15-13:10 1-2
人工知能(AI)の発展は、グランドチャレンジの歴史でもあった。本講演では、RoboCupやノーベル・チューリング・チャレンジなどを通して、AIの現状と今後の展開に関して議論する。
北野 宏明 Hiroaki Kitano
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長
1961年生まれ。国際基督教大学教養学部理学科(物理学専攻)卒業。米カーネギーメロン大学客員研究員、京都大学博士課程(工学)を経て、93年にソニーコンピュータサイエンス研究所入社。2011年に現職。ソニー株式会社執行役員を兼任。ソニーの犬型ロボット「AIBO」の開発者、また国際的ロボット競技大会である「ロボカップ」の発起人としても知られる
二極化した多様な能力、社会をどう生きるか 13:30-14:25 1-3
社会の中には様々な二極化した問題がある。例えば「マス」と「個人」、「パブリック」と「プライベート」、「健常」と「障害」…。その中で生まれる問題に対して、どのようにテクノロジーを使い調停していくか。またはそのテクノロジーをどのように開発していくか。これからの撤退戦を生きる日本社会について考える。
落合 陽一 Yoichi Ochiai
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社代表取締役/メディアアーティスト/筑波大学 准教授、学長補佐
1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務
宇宙を人類の生活圏に ~日本発の民間月面探査への挑戦~ 14:45-15:40 1-4
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げる宇宙スタートアップ企業ispaceの月面資源開発への取組を紹介する。
袴田 武史 Takeshi Hakamada
株式会社ispace 代表取締役 ファウンダー
1979年生まれ。米ジョージア工科大大学院で航空宇宙工学修士号を取得後、経営コンサルティング会社を経てispaceを創業。人類が宇宙で生活圏を築き、宇宙と地球が共存する世界を構築するため、宇宙ロボット技術を活用した民間宇宙事業を推進中。2010年からGoogle Lunar XPRIZEに「HAKUTO」を率いて参戦
現金よ、さらば -キャッシュレスがもたらす社会変容- 16:00-16:55 1-5
丸山 弘毅 Hiroki Maruyama
株式会社インフキュリオン・グループ 代表取締役/一般社団法人FinTech協会 代表理事会長
慶応義塾大学商学部卒。1999年、ジェーシービー入社。与信管理部門で信用リスク分析・不正検知モデルを構築した後、マーケティング部門にて、CRM・ブランド戦略・関連会社再建を担当。同社の新規事業開発、M&A部門の設立メンバーとして参加し、会社最大規模のM&A案件も実行。2006年にインフキュリオンを創業し、新規事業構築全般・決済事業・マーケティング(O2O等)・情報活用戦略に実績。15年、 FinTech協会代表理事に就任
AI大国を目指す中国の動向と課題 17:15-18:10 1-6
中国は官民挙げて、資金投入や、人材育成、企業支援などを行い、AIの発展を支えるエコシステムの形成に注力している。AIをポジティブに捉え、その研究強化と活用でAI大国になろうとしている中国の“姿”を説明する。
趙 ?琳 Chao Weilin
株式会社富士通総研 経済研究所 上級研究員
中国遼寧省出身、2002年に来日。08年、東工大院社会理工学研究科修了、イノベーションの制度論、技術経済学にて博士号取得。早大商学学術院総合研究所を経て12年より現職。現在は中国経済、産業集積とイノベーション政策、デジタルイノベーション、ソーシャルイノベーションなどを研究。論文・執筆・講演多数。日刊工業新聞電子版「中国イノベーション事情」にて連載執筆(17年)。SankeiBiz「高論卓説」に定期的に寄稿
人間と機械の協働 18:30-20:00 1-7
AIが社会のあらゆる場面で実装されていくと、私たちの暮らしはどう変わるのか。ビッグデータなどをもとに飲食店の経営をサポートするAIを開発するリクルーライフスタイルの甲斐駿介氏と、「ドラえもんを作りたい」という夢を持つAIや認知科学の技術者、大澤正彦氏が対談する。
大澤正彦 Masahiko Osawa
全能アーキテクチャ若手の会 設立者/フェロー
1993年生まれ。慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程在学中。東京工業大学附属高校、慶應義塾大学理工学部をいずれも首席で卒業。学部時代に設立した「全脳アーキテクチャ若手の会」が2,000人規模に成長し、日本最大級の人工知能コミュニティに発展。IEEE Young Researcher Award (最年少記録)をはじめ受賞歴多数。新聞、webを中心にメディア掲載多数。孫正義氏により選ばれた異能をもつ若手として孫正義育英財団会員に選抜。認知科学会にて認知科学若手の会を設立・代表に就任。人工知能学会学生編集委員。夢はドラえもんをつくること。
甲斐駿介 Shunsuke Kai
株式会社リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 『Airメイト』プロダクト責任者
1992年生まれ。東京工業大学工学部情報工学科を卒業。大学在学中から飲食店経営に従事し、Googleでのエンジニアインターンを経験。2016年にリクルートライフスタイルに入社して間もなく、「0円で使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」開発の中心人物として活躍。入社1年目に社内MVPを獲得し、現在はビッグデータやAIを活用して飲食店経営を支援する『Airメイト』のプロダクト責任者を務める。
新居日南恵 Hinae Niori(モデレーター)
株式会社manma代表取締役
1994年生まれ。慶応義塾大学システムデザインマネジメント研究科修士2年。慶応義塾大学法学部在学中の2014年に任意団体「manma」を設立し、家族を取り巻くよりよい環境作りに取り組む。2015年より、学生が子育て世帯の日常に同行し、生き方のロールモデルに出会う体験プログラム「家族留学」事業を展開。内閣府の少子化対策関連のプロジェクトチームや文部科学省のSociety5.0に向けた人材育成に関わる大臣懇談会の委員を務めるほか、「国際女性会議WAW!」のアドバイザーも務める。
AIの事業計画書を書くためのビジネスパーソン講座 ~貴社でAI事業を成功させるために必要なリテラシーとは~ 16:00-18:10 1-A 2-A 4-A 5-A
藤田 肇 Hajime Fujita
株式会社Lisi 代表取締役
株式会社STANDARD 顧問
「人工知能 冬の時代」に、機械学習を専門に博士課程を修了。「データサイエンティスト」 という言葉がなかった時代に、機械学習を用いたデータ分析者として活躍。その後、AI関連企業の経営企画チームに参画し、CTO直下で全社的な経営課題の解決に向けてプロジェクトを統率。現在は経営者の参謀役として課題の言語化から、その解決に向けたコンサルティングや課題解決型コンテンツの企画・制作などに携わる
DAY2
5/21(月)
AI×モビリティで変わる暮らしと解決すべき社会課題 11:00-13:10(2-2と連続)2-1
鯉渕 健 Ken Koibuchi
トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 常務理事(自動運転、AI担当)
1993年4月、トヨタ自動車入社。ブレーキ制御を用いた車両安定化制御、ステア制御等を統合した車両運動統合制御の開発を経て、2006年からはエンジン、トランスミッションを統合制御する駆動力デマンド制御等の開発に携わる。09年からはアイドリングストップや充電制御等の省燃費制御システムの開発を担当。14年より自動運転技術開発、16年より先進安全技術も担当
清水 和夫 Kazuo Shimizu
国際自動車ジャーナリスト/内閣府SIP自動走行システム推進委員会構成員
1977年、武蔵工業大学電子通信工学卒。81年、プロのレースドライバーに転向。88年、本格的なジャーナリスト活動開始。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)、日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)などの会員や、国土交通省の車両安全対策委員会や経済産業省の自動走行ビジネス検討会などのメンバーも務める。主な著書に「クルマ安全学のすすめ」「燃料電池とは何か 水素エネルギーが拓く新世紀」(いずれもNHK出版)など
今井 猛嘉 Takeyoshi Imai
法政大学大学院法務研究科教授
警察庁の「自動走行の制度的課題等に関する調査検討委員会」「技術開発の方向性に即した自動運転の段階的実現に向けた調査検討委員会」、国土交通省の「事業用自動車事故調査委員会」、経済産業省の「スマートモビリティシステム研究開発・実証事業(自動走行の民事上の責任及び社会受容性に関する研究、平成28・29年度)において委員を務める
江間 有沙 Arisa Ema
東京大学政策ビジョン研究センター特任講師
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。京都大学白眉センター特定助教、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構科学技術インタープリター養成部門特任講師を経て、2018年4月より東京大学政策ビジョン研究センター特任講師。17年1月より国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。専門は科学技術社会論(STS)。人工知能学会倫理委員会委員
ローカルエリア・モビリティソリューション ~AI×モビリティによる地域課題の解決~ 11:00-13:10(2-1と連続)2-2
今後、地域など特定エリアにおいて、自動運転、コネクティッドカーを活用したモビリティサービスの拡大が見込まれる。これらを支える、パナソニックのAIソリューションの取り組みについて紹介する。
東島 勝義 Masayoshi Tojima
パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部 AIソリューションセンター モビリティソリューション部 部長
1992年、松下電器産業(現パナソニック) 入社。半導体開発部門にて、動画像コーデックLSIの開発に従事しFOMA初のテレビ電話を実現。その後、デジタルテレビ、ブルーレイレコーダ向けシステムLSI開発を担当。2011年より、本社R&D部門にて、スマート家電・スマートハウス開発戦略企画、AI研究・開発戦略企画を経て、車載向けAIセンシング技術開発などを担当。17年4月より現職。AIを活用したモビリティソリューションの開発を担当
「AIの民主化」への取り組みと目指す未来 13:30-14:25 2-3
企業ミッション「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」に基づき、「人間の創造性を拡張する」テクノロジとしてのAIをご紹介します。
榊原 彰 Akira Sakakibara
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 最高技術責任者 兼 マイクロソフト ディベロップメント株式会社 代表取締役 社長
1986年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。99年、同エグゼクティブ IT アーキテクトに任命。2003 年、IBM アカデミー会員に選出。05年、IBM ディスティングイッシュト・エンジニア(技術職のグローバル最高位)に任命。その後同社でグローバル・ビジネス・サービス事業 CTO、スマーター・シティ事業 CTOなどを歴任。16年に日本マイクロソフト株式会社に入社し、18年2月より現職
AIを現場に導入する壁とその超え方 14:45-15:40 2-4
河本 薫 Kaoru Kawamoto
国立大学法人 滋賀大学 データサイエンス学部 教授/第1回データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー
1989年、京都大学工学部数理工学科卒業。91年、京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了、大阪ガス入社。98年、米ローレンスバークレー国立研究所でデータ分析に従事。2005年、大阪大学で博士号(工学)。11年、大阪ガスのデータ分析専門組織「ビジネスアナリシスセンター」の所長に就任。13年、日経情報ストラテジーが選出する「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者に。18年に大阪ガスを退社し、現職
GPU ディープラーニングで加速するAIの社会実装とスタートアップ企業の活躍 16:00-16:55 2-5
現代のAIを加速させるディープラーニングの業界標準環境を提供するエヌビディア。その様々な取組みについて紹介するほか、後半では支援するスタートアップ企業の経営者にご登壇頂き、AI社会実装の進展とスタートアップ企業の貢献について語る。
山田 泰永 Taiei Yamada
エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業部 メディカル・ライフサイエンス領域マネージャー 兼 AIスタートアップ・技術パートナー支援担当
1998年より日系半導体メーカーや商社にてセールスおよびプロダクトマーケティングに従事。2004年にNVIDIAに入社し、PC/ワークステーション向けGPUやタブレット端末向けTegra SoCのセールスやプロジェクトサポートを担当。15年より組み込み用途向けのディープラーニング、さらに16年よりメディカル・ライフサイエンス領域のビジネス開拓を担当。また、AIスタートアップ企業の支援や連携によるエコシステム構築も推進
藤原 弘将 Hiromasa Fujihara
株式会社 Laboro.AI 代表取締役CTO
京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。大学院修士課程修了後、2007年に産業技術総合研究所 情報技術研究部門に入所。機械学習を用いた音声/音楽の自動理解の研究に従事。専門は機械学習・音響信号処理・自然言語処理。09年、京都大学大学院で博士 (情報学) を取得。12年にボストンコンサルティンググループに入社。その後、AI系のスタートアップ企業を経て、2016年に株式会社Laboro.AIを創業した
石山 洸 Ko Ishiyama
株式会社 エクサウィザーズ 代表取締役社長
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻修士課程修了。2006年4月、株式会社リクルートホールディングスに入社。14年、メディアテクノロジーラボ所長に就任。15年、リクルートのAI研究所であるRecruit Institute of Technologyを設立し、初代所長に。2017年3月、デジタルセンセーション株式会社取締役COOに就任。17年10月の合併を機に、現職。静岡大学客員教授、東京大学政策ビジョン研究センター客員准教授
ベンチャーキャピタルが注目するAIトレンド 17:15-18:10 2-6
1か月前の情報が古くなるほど進歩の速いAI業界。そんな業界で最新のトレンドを追い成長企業に投資をする投資家たちは、どのような思考法で活動しているのか?海外、国内、大企業と専門分野の異なる、AI専門キャピタリストたちがそのヒントを語る。
庄子 尚宏 Takahiro Shoji
Hike Ventures,LLC ジェネラル・パートナー
立命館アジア太平洋大学APM卒。中国検索エンジン大手Baiduにて検索エンジンPM、デジタルガレージ投資先の日本展開サポートを経て、DGインキュベーションへ。DGインキュベーションでは、約3年半北米及び東南アジアへのグローバル投資業務を担当。また、投資先の日本展開を担当
吉田 祐輔 Yusuke Yoshida
ウォンテッドリー株式会社 取締役 CFO/「Wantedly AI/Robot Fund」責任者
京都大学工学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し株式アナリストとして勤務。PRエージェンシーのフライシュマン・ヒラード・ジャパンを経て、旅行系スタートアップのトリッピースにてバックオフィス全般、資金調達、カスタマーサポート、内部のオペレーション構築などに従事。2016年6月にウォンテッドリーにコーポレートチームの一員として入社。執行役員 経営企画担当を経て、17年11月に取締役CFOに就任
仁木 勝雅 Katsumasa Niki
株式会社ディープコア 代表取締役社長
2005年から2016年まで、ソフトバンクグループの投資部門責任者として、ボーダフォン、Sprintをはじめとする大型M&Aや、Aldebaran Robotics、Grab、Coupang等の海外のテクノロジー企業・スタートアップへの投資に携わる。Supercell、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、Renren等の投資先企業では取締役に就任。また国内外の複数のVCにおいて投資委員を歴任し、現在はMistletoe Venture Partnersの取締役を務める
進藤 圭 Kei Shinto
ディップ株式会社 次世代事業準備室 dip AI.Lab室長
早稲田大学を7年かけ卒業後、ディップに新卒入社。営業職、ディレクター職を経て、開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化など、40件以上のサービス企画に参加。新規事業責任者、アニメの舞台めぐり「聖地巡礼マップ」等の変わり種メディアチームの責任者。スタートアップ支援では投資担当を兼ね「AI.Accelarator」責任者、「ASAC」青山スタートアップアクセラメンターなどを務める
“生活者発想”でのAI活用について 18:30-20:00 2-7-1
林田敏之
株式会社NTTデータ ライフデジタル事業部 事業部長
青木雅人
株式会社博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センター 室長 兼 AIビジネスクリエイションセンター センター長 兼 株式会社博報堂 研究開発局 局長
AI時代に求められる教育とは 18:30-20:00 2-7-2
AI時代の到来で、知識労働から知能労働への転換が進む中、学校や家庭ではどのような力を養う必要があるのだろうか。平成生まれの起業家やNPO代表、高校生CEOが議論する。
石黒和己 Wako Ishiguro
NPO法人青春基地代表理事
1994年生まれ。東京大学教育研究科在学中。2015年、「想定外の未来をつくる!」をコンセプトに、全国の公立高校などで、好奇心や探究から始まるPBL(プロジェクト型学習)を生徒たちに届ける。中高時代は、教科書も試験もない「シュタイナー教育」の学び舎で自由に過ごし、慶応義塾大学総合政策学部在学中は東京都文京区の青少年プラザ「b-lab」立ち上げに参画。NPOや社会的企業が連携し、課題解決に取り組むことを目指す特定非営利活動法人「新公益連盟」に加盟。
喜多恒介 Kousuke Kita
株式会社キタイエ代表取締役
1989年生まれ。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科在学中。東京大学卒。社団法人「全国学生連携機構」理事。山梨学院大学国際教養学部キャリアアドバイザー。大企業50社を巻き込んだキャリア教育プラットフォーム「キャリア大学」、7年間で1万人の国費留学生を生み出す「トビタテ! 留学JAPAN」、全都道府県に70支部を持つキャリア支援団体「en-courage」、若者への奨学金を支給する「孫正義育英財団」の発足などに関わる。現在は、日本版のミネルバ大学のようなリカレント教育機関として「ナラティブ・キャリアスクール」を立ち上げ中。「コミュニティを通じたソーシャルイノベーションの創出」を目指している。
山内奏人 Souto Yamauchi
ワンファイナンシャルCEO
2001年生まれ。都内の高校3年生。6歳で父親から中古のパソコンをもらう。小学4年のころからプログラミングを独学し、小学6年で「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト(15歳以下の部)」の最優秀賞に。中1の時にはビジネスプランコンテストで優勝し、「TED×Kids」に登壇して英語でプレゼンを行う。IT企業を立ち上げ、社会の役に立つシステムを開発したいと、中学では友人たちと子ども向けにプログラミングのワークショップなどを開催。2016年に15歳で企業し、ビットコインをプリペイドカードに交換できるサービスなどを展開してきた。2017年夏にはクレジットカード決済アプリ「ONEPAYMENT」をリリース。
DAY3
5/22(火)
5Gが切り開く未来の展望~パートナーの強みを融合させた世界~ 11:00-11:55 3-1
中村 武宏 Takehiro Nakamura
株式会社NTTドコモ 5G推進室 室長
1990年、横浜国立大学修士課程卒業後、同年NTT入社。92年よりNTT DOCOMOにてW-CDMA, 5GおよびConnected Carなどの研究開発および標準化に従事。現在、高度無線通信研究委員会 2020 and Beyond AdHocリーダー、および5Gモバイル推進フォーラム企画委員会委員長代理。2016年よりITS情報通信システム推進会議 高度化専門委員会 セルラー応用TG主査を務める
汎用人工知能の開発を脳に学んでBeneficialなものとする 12:15-13:10 3-2
山川 宏 Hiroshi Yamakawa
ドワンゴ人工知能研究所 所長/NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 代表
1965年生まれ。ドワンゴ人工知能研究所所長。NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表。東京大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は人工知能、特に認知アーキテクチャ、概念獲得、ニューロコンピューティング、意見集約技術など
ロボットとAIで無人経済は実現するのか? 13:30-14:25 3-3
少子高齢化に直面する日本。その中、ロボット・AIは、労働力不足を解決のソリューションとして期待されている。ロボット・AIを使うことで、生産性向上、省人化は実現出来るかを、最新事例を基に分析を行う。
羽田 卓生
アスラテック株式会社 事業開発部 部長/ロボットコンサルタント
1998年にソフトバンク入社後、出版事業部に従事。2004年に、テレビ東京系「TVチャンピオン」にて、初代ケータイ王になる。 06年より、ソフトバンクモバイルを経て、13年のアスラテックの立ち上げ時より同社に参画。現在は、事業開発部門の責任者を務める。任意団体「ロボットパイオニアフォーラムジャパン」の代表幹事
人工知能による新たな災害時の保健医療支援の実現 14:45-15:40 3-4
首都直下地震における人的被害は、東日本大震災の10倍を上回ると予想されている。このような事態に対して、的確に保健医療需要を捉え、効率的かつ効果的に支援を行うにあたり、資源の最適配置が不可欠となる。本講演では、この問題の解決に向けた人工知能の活用の現状について報告する。
金谷 泰宏 Yasuhiro Kanatani
国立保健医療科学院 健康危機管理研究部 部長
1989年、防衛医科大学校卒業。医学博士。99年、厚生省保健医療局エイズ疾病対策課課長補佐。2001年、防衛庁運用局衛生官付。03年、防衛医科大学校防衛医学研究センター准教授。08年に国立保健医療科学院政策科学部長に就任し、11年より現職。専門は、公衆衛生学、血液学。
「人工知能の眼」による検品自動化~次世代の製造現場から 16:00-16:55 3-5
IoT×BigData×AIによる新時代のビジネスエコシステムを提供する(株)ABEJAと、ABEJAのAI技術を活用し、自動車部品の検品作業工程を自動化した武蔵精密工業(株)が、AIのビジネス活用事例とその価値、さらにはその先の未来について語る。
岡田 陽介 Yousuke Okada
株式会社ABEJA 代表取締役社長 CEO 兼 CTO
1988年生まれ。愛知県名古屋市出身。10歳からプログラミングをスタート。高校でコンピュータグラフィックスを専攻し、文部科学大臣賞を受賞。大学では、3次元コンピュータグラフィックス関連の研究を複数の国際会議で発表。2011年、株式会社響取締役CTO就任。その後、シリコンバレーで人工知能の革命的進化を目の当たりにする。帰国後、日本で初めてディープラーニングを専門的に取り扱うベンチャー企業であるABEJAを起業
大塚 浩史 Hiroshi Ootsuka
武蔵精密工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員
1965年、愛知県生まれ。米国ウィスコンシン州リポン大学を卒業後、本田技研工業株式会社を経て武蔵精密工業株式会社に入社。欧州子会社の社長を務め、01年、取締役に就任。02年に帰国。その後は、営業本部長、専務取締役などを経て、06年に代表取締役社長に就任、以来現職
ブロックチェーンの課題と未来社会 ─ 信用の新世紀に向けて、今、取り組むべきこと ─ 17:15-18:10 3-6
ブロックチェーンの技術的・技術ガバナンス的課題を乗り越え、AIを含む何人によってもその内容や存在を覆せないように記録を保全する技術は確立できるのか。今後、私たちの社会の礎を成す重要な基盤的技術を考える。
斉藤 賢爾 Kenji Saito
株式会社ブロックチェーンハブ Chief Science Officer
1993年、コーネル大学より工学修士号(計算機科学)を取得。2006年、デジタル通貨の研究で慶應義塾大学より博士号(政策・メディア)を取得。同大学院政策・メディア研究科特任講師等を経て、14年より同大学 SFC 研究所上席所員。また、16年より株式会社ブロックチェーンハブ CSO。17年より一般社団法人ビヨンドブロックチェーン代表理事。主な著書に「信用の新世紀 ─ ブロックチェーン後の未来」(インプレスR&D)
DAY4
5/23(水)
AI時代のワークスタイル 11:00-11:55 4-1
「AI時代」が現実のものとして直面している日本は、いまこそまさにこれからの「より豊かな社会」を実現するための新しいディレクションが求められている。つまり、日本人の一生をどのようにとらえるか?によって、これからの個人の人生設計、社会生活、国の経営、競争力は変わっていく。本講演ではAI時代を避けられない前提として、個人の生き方や働き方がどのように変わっていくのか、We--beingという観点から私見を述べたい。
石川 善樹 Yoshiki Ishikawa
予防医学研究者、(株)Campus for H共同創業者
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。「人がよりよく生きるとは何か(Well-being)」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。 専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学など。
AIと共に働く未来 12:15-13:10 4-2
労働力不足が深刻化する中で、今、AIを活用した働き方改革が進んでいる。人とAIの共存のあり方、AI導入のアプローチとその要諦、具体的な仕組作りについて、アクセンチュアでの事例を交えながら紹介する。
保科 学世 Gakuse Hoshina
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部 アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京共同統括マネジング・ディレクター 博士(理学)
アクセンチュアのイノベーション創出拠点「アクセンチュア・イノベーション・ハブ」統括として、企業のデジタル変革を支援。アナリティクス/AIソリューションの開発を指揮。需要予測エンジン(AFS)、レコメンドエンジン(ARS)などのサービスを開発、提供。近年はAIサービス(AI Hub)の開発・デリバリーに注力。オープンイノベーション組織「アクセンチュア・オープンイノベーション・イニシアチブ」のユニットリードを務める
「ゲームAIから考える、プレシンギュラリティ時代におけるAIと人の関係」 13:30-14:25 4-3
三宅 陽一郎 Youichiro Miyake
株式会社スクウェア・エニックス テクノロジー推進部 リードAIリサーチャー
京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院理学研究科物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会チェア、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。著書に「人工知能のための哲学塾」「人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇」(ともにビー・エヌ・エヌ新社)など
鳥海 不二夫 Fujio Toriumi
東京大学大学院工学系研究科准教授
2004年東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム専攻博士課程修了後、名古屋大学大学院情報科学研究科助手、同研究科助教を経て2012年より現職。
研究テーマは計算社会科学と人工知能技術の社会応用、ゲームにおけるAIなど。人狼知能プロジェクト代表。
主な著書に『強いAI・弱いAI 研究者に聞く人工知能の実像』(17年、丸善出版)、共著書に『人狼知能で学ぶAIプログラミング』(17年、マイナビ出版)など。
「AI Assisted Workの未来」 14:45-15:40 4-4
デジタルテクノロジーは単なる作業の自動化から、人間の意思決定を強化するものとなっている。AIをはじめとした先端テクノロジーを活用したビジネスプロセスと、その効果について議論する。
東 圭三 Keizou Azuma
富士通株式会社 AIサービス事業本部 本部長
大阪府出身。京都大学工学部卒業後、富士通(株)に入社。サーバ用OSの研究開発を経て、AIサービス事業本部の本部長として、AIおよびデジタルアニーラ、ロボットの3つの事業を統括。
長谷川 晃一 Kouichi Hasegawa
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 シニアマネジャー
外務省及び日系メーカー関連会社を経て現職。電機メーカー・ITにおける事業戦略・業務改革に従事。選択技術領域、技術戦略、新規事業開発などに深く精通している。
いま企業でAIはどう使われているのか ~AIと働き方の関係~ 16:00-16:55 4-5
AIを企業が取り入れることによってどのように働き方が変わるのか、未来はどう変わるのか。世界と日本AIの動向の比較と、コージェントラボが手掛ける企業向けサービスの活用事例についてご紹介します。
飯沼 純 Jun Iinuma
株式会社Cogent Labs (コージェントラボ) 代表取締役
株式会社セールスフォース・ドットコムの13番目の社員として、創業当初より15年間同社のSaaS業界における急速な成長に貢献。幅広い業界・企業規模に対するソリューションとビジネスアプリケーション提案を牽引。ディープラーニングをはじめ、社会を変える最先端技術の実ビジネス活用を信じ、Cogent Labsを共同設立
AIスタートアップ企業によるエレベーターピッチ~明日から使えるAIサービス~ 17:15-18:10 4-6
聴講した皆様の職場に持って帰っていただけるサービスが見つかる講演。AIはメディア等で報じられない日は無いほど、注目度はUPしている。しかし…普通の企業生活では「AI?よくわからない」「AI使いたいけど何を」が現実。本講演では広告、法務、人事、総務、開発、趣味…どの現場でも「明日から使えるAIサービス8社」が5分ずつプレゼンテーションを行う。
進藤 圭 Kei Shinto
ディップ株式会社 次世代事業準備室 dip AI.Lab室長
早稲田大学を7年かけ卒業後、ディップに新卒入社。営業職、ディレクター職を経て、開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化など、40件以上のサービス企画に参加。新規事業責任者、アニメの舞台めぐり「聖地巡礼マップ」等の変わり種メディアチームの責任者。スタートアップ支援では投資担当を兼ね「AI.Accelarator」責任者、「ASAC」青山スタートアップアクセラメンターなどを務める
AIスタートアップ企業
- 株式会社アイデミー
- 株式会社AIトラベル
- AnyTech株式会社
- 株式会社GAUSS
- 株式会社ジョリーグッド
- 特許業務法人Toreru
- BizteX株式会社
- RoboMarketer株式会社
AIスタートアップ企業との交流会 18:30-20:00 4-7
「明日から使えるAIサービス」でプレゼンテーションした経営者が参加の皆様と名刺交換、簡単な質疑に答える。本交流会では時間制限のあるラウンド形式で経営者が参加の皆様のテーブルへ伺う。今までイベント等で良いと思ったサービスや経営者と、なかなかコンタクトが取れなかった方も、必ず連絡先交換ができる交流会となる。
進藤 圭 Kei Shinto
ディップ株式会社 次世代事業準備室 dip AI.Lab室長
早稲田大学を7年かけ卒業後、ディップに新卒入社。営業職、ディレクター職を経て、開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化など、40件以上のサービス企画に参加。新規事業責任者、アニメの舞台めぐり「聖地巡礼マップ」等の変わり種メディアチームの責任者。スタートアップ支援では投資担当を兼ね「AI.Accelarator」責任者、「ASAC」青山スタートアップアクセラメンターなどを務める
AIスタートアップ企業
- 株式会社AIトラベル
- AnyTech株式会社
- 株式会社GAUSS
- 株式会社ジョリーグッド
- 特許業務法人Toreru
- BizteX株式会社
- RoboMarketer株式会社
DAY5
5/24(木)
量子コンピュータが人工知能を加速する 11:00-11:55 5-1
量子アニーリングという技術をご存知だろうか?人間を悩ます最適化問題を非常に高速に正確に解くための新技術だ。避難経路の最適化から物流コストの低減まで応用範囲は非常に広い。本講演では、超伝導量子ビットによって実現した量子アニーリングを実演を交えながら紹介する。
大関 真之 Masayuki Oozeki
東北大学大学院情報科学研究科 准教授/東北大学量子アニーリング研究開発センター(T-QARD)センター長
1982年、東京都生まれ。2008年、東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻博士課程早期修了。大量の情報から本質的な部分を抽出する、または少数の情報から満足のいく精度で背後にある構造を明らかにすることができる「スパースモデリング」や、量子コンピュータ、とりわけ「量子アニーリング」形式に関する研究活動を展開。16年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。近著に「機械学習入門-ボルツマン機械学習から深層学習まで-」など
働く世代の資産運用はテクノロジーでどう変わるか 12:15-13:10 5-2
柴山 和久 Kazuhisa Shibayama
ウェルスナビ株式会社 代表取締役CEO
東京大学法学部、ハーバード・ロースクール、INSEAD卒業。ニューヨーク州弁護士。日英の財務省で合計9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画する。その後、マッキンゼーでは、ウォール街に本拠を置く機関投資家を1年半サポートし、10兆円規模のリスク管理と資産運用に携わる。次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にウェルスナビを創業
「AI×金融」が切り拓く未来 13:30-14:25 5-3
藤原 弘治 Koji Fijiwara
株式会社みずほ銀行 頭取
一般社団法人 全国銀行協会 会長
1985年早稲田大学商学部卒業。旧第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。2012年みずほフィナンシャルグループ執行役員、14年みずほ銀行常務取締役。17年4月よりみずほ銀行頭取。18年4月、全国銀行協会会長に就任。広島県出身
遺伝情報とAIは我々の社会をどのように変えるのか ~ビジネスを変えるフルゲノム情報~ 13:30-14:25 5-4
今遺伝子検査で何がわかるのか。そして30億対の塩基情報とバイタルデータ、そしてAIが結びつくことで、人々の生活をどのように変えていくのか実例を交えて解説します。
宮原 武尊 Takeru Miyahara
ジェネシスヘルスケア株式会社 取締役CTO
2005年株式会社エムティーアイへ入社しモバイルコンテンツを開発、その後株式会社ドリコムを経て、海外向けソーシャルゲームの開発をリードし2014年よりジェネシスヘルスケア株式会社へCTOとして入社。日本のみならず海外へも遺伝子検査を展開。東アジア最大級のゲノムデータベースを構築。遺伝子検査のパイオニアとして業界をリードする企業へと牽引した。執行役員を経て、2015年3月 同社取締役に就任。
コネクティッドデザイン考 序説 16:00-16:55 5-5
松井 龍哉 Tatsuya Matsui
フラワー・ロボティクス代表/コネクティッドホーム アライアンス デザインディレクター
1969年、東京都生まれ。91年、日本大学芸術学部卒業後、丹下健三・都市・建築設計研究所を経て渡仏。2001年フラワー・ロボティクス社を設立。ヒューマノイドロボット「Posy」「Palette」などを自社開発。現在、自律移動型家庭用ロボット「Patin」を開発中。17年よりヨーロッパ各地の美術館/博物館にて開催される巡回展”Hello, Robot”展に出展中。iFデザイン賞(ドイツ)red dotデザイン賞(ドイツ)など受賞多数。日本大学藝術学部客員教授
どうすればIoT は暮らしを豊かにできるのか? 17:15-18:10 5-6
いま、IoTは生活分野に急速に浸透しようとしている。私たちの暮らしを豊かにしていくという視点から、いかなる技術的枠組や、組織連携の仕組を構築していけばよいのかを解説する。
野城 智也 Tomonari Yashiro
東京大学 生産技術研究所 教授/コネクティッドホーム アライアンス 特別顧問
1957年、東京都生まれ。85年、東京大学大学院工学系研究科建築学科専攻博士課程修了(工学博士)。その後、建設省建築研究所研究員や東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻助教授など経て、2001年、東京大学生産技術研究所 教授に就任。東京大学生産技術研究所 所長、東京大学 副学長を歴任。主な著書に「生活用IoTがわかる本」「イノベーション・マネジメント」
大手各社のイントラプレナーにガチンコインタビュー
「オープンイノベーション2.0」に進むための条件 18:30-20:00 5-7
この数年間、日本の大手企業はオープンイノベーション活動に取り組みながら、なかなか成果が出ていないという現実がある。オープンイノベーションの導入期たる「1.0」を乗り越え、より本格的な「2.0」の時代に進んでいく必要がある。では、自社の活動が「2.0」に対応するためには、どのような条件を揃える必要があるのか。組織、制度、人材?。どのように変えていかなければならないのか。大手企業のオープンイノベーションを支援する「BASE Q」の運営責任者・光村氏が、経験抱負な大手各社のイントラプレナーに鋭く切り込む。
光村 圭一郎 Keiichiro Koumura
三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部 事業グループ 統括
出版社勤務を経て2007年、三井不動産入社。企業人・起業家・クリエイターのコラボ拠点「Clipニホンバシ」を立上げる。その他、スタートアップウィークエンドの審査員やKDDI∞Laboメンター等を経験。自身がメンターを務めたチーム「シンデレラシューズ」がKDDI∞Labo第8期の最優秀賞チームとして選出