最新のAIトレンドと明日から使えるAIサービス。人材系IT企業・ディップが考える、これからのAI世界とは:朝日新聞DIALOG
2018/05/07

最新のAIトレンドと明日から使えるAIサービス。人材系IT企業・ディップが考える、これからのAI世界とは

Written by 呉本謙勝(POTETO)with 朝日新聞DIALOG編集部

5月20日から5日間にわたり開催される朝日新聞DIALOGのAIフォーラム。21日には「ベンチャーキャピタルが注目するAIトレンド」、23日は「AIスタートアップ企業によるエレベーターピッチ ~明日から使えるAIサービス~」と題したセッションが行われる。モデレーターは、AI専門メディア「AINOW」やAIスタートアップ支援制度「AI. Accelerator」 を運営するディップ株式会社の進藤圭・次世代事業準備室 dip AI. Lab 室長が務める。両セッションには、進藤さんが注目する投資会社やスタートアップ企業が多数登壇する予定だ。AIの社会実装までの道筋や、セッションの見どころを聞いた。

Q.2030年には、AIがどのように社会実装されていると思いますか
AIが生活に溶け込んでいて、AIを意識する必要がなくなっていると思います。最初は、人がやっている作業の自動化から始まり、企業内に蓄積されたデータが整理されて利用しやすくなる2020年ごろから、一気に業務用AIが動き始めるのではないでしょうか。

Q.ディップは、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」や総合求人情報サイト「はたらこねっと」などを運営する人材系IT企業ですが、どうしてAI領域に進出したのですか
弊社の事業の主力はアルバイト・パート求人情報サイトですが、若年人口が減っているため、先々大きく伸びるものではないと予測しています。しかし、労働力の必要性が下がるかというと、そうではない。顧客からは「人手が足りないので、業務を拡大できない」という課題が寄せられています。そうした労働力を代替するものとして、AIや業務の自動化に着目しました。

Q.今回のセッションの見どころは、どのようなところですか
べンチャーキャピタル(VC)のセッションでは、「近未来の日本がどうなるか」を共有できればと思っています。VCは近未来に投資する仕事なので、彼らが注目している領域で、近い将来に何が現実化するのかが予測できます。AIスタートアップ企業のセッションでは、すぐに職場で使えるAIサービスを提供しているスタートアップ企業ばかりが登壇します。AIにはハードルが高いイメージがあるので、「明日から使える」ことを基準に選びました。

両セッションに登壇予定の企業は以下の通り。
◇「ベンチャーキャピタルが注目するAIトレンド」(5/21 17:15~18:10)
・Hike Ventures :https://www.hikevc.com
・ウォンテッドリー株式会社:https://wantedlyinc.com/ja
・株式会社ディープコア:http://deepcore.jp

◇「AIスタートアップ企業によるエレベーターピッチ」(5/23 17:15~18:10)
・株式会社AIトラベル:https://aitravel.jp
・株式会社BizteX:https://www.biztex.co.jp
・株式会社GAUSS:https://gauss-ai.jp
・AnyTech株式会社:https://www.anytech.io
・株式会社アイデミー:https://aidemy.net
・RoboMarketer株式会社:https://roboma.io
・特許業務法人Toreru: https://toreru.jp
・株式会社ジョリーグッド: https://jollygood.co.jp/

進藤さんがモデレーターを務めるセッションに加え、5/20~24の5日間にわたり「テクノロジー」「ビジネス」「社会課題」に架橋するキーパーソン、フロントランナー、アントレプレナーに多数登壇していただく 朝日新聞DIALOG AIフォーラム。
申し込みはこちらから

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