DIALOG 日本の未来を語ろう :朝日新聞デジタル
2018/10/31

2025年大阪・関西へ万博を
Social Innovator’s EXPO for 2025 ~未来社会を考える3日間 基調講演レポート[PR]

[PR]2025日本万国博覧会誘致委員会 協力 日本財団、朝日新聞社

2025年開催の「国際博覧会(EXPO、万博)」を大阪・関西に誘致する機運を高めるためのイベントが、9月15~17日の3日間にわたって東京・渋谷で開かれました。「Social Innovator’s EXPO for 2025 ~未来社会を考える3日間」(2025日本万国博覧会誘致委員会主催)と題されたこのイベント、大阪・関西が万博の誘致活動で掲げている「SDGs達成への貢献」について、さまざまな分野で活躍する若きソーシャル・イノベーターたちとともに考えようという試みです。
SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)は、2015年に国連で採択された国際的な行動計画で、持続可能な社会の実現のため2030年までに世界が取り組むべき「17の目標」(貧困・福祉・教育・気候変動など)を掲げています。その目標期限の5年前に開かれる万博でSDGsを取り上げることは、SDGsへの理解を深め、達成に向けて大きく前進することにつながるでしょう。

2025年大阪・関西万博のコンセプトは「People's Living Lab(未来社会の実験場)」。それは、2030年に活躍する若者のための万博でもあります。そこには、いったいどんな未来社会が待ち受けているのでしょうか。
開催地を決める投票は今年11月23日にあります。今回の渋谷でのイベントでは、その投票を前に、万博を見据えた「この国の未来」のイメージが広がりました。

【基調講演】(初日・2日目)
武田家明氏(経済産業省商務・サービスグループ博覧会推進室長)

「大阪では万博開催の機運が盛り上がってきている。東京でも、ぜひ皆さまにお願いしたい」。経済産業省の武田家明・博覧会推進室長は、今回のイベントの冒頭を飾った基調講演で、こう力を込めた。

国が大阪を2025年の万博開催地として立候補したのは2017年4月。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」の実現を打ち出している。
日本ではこれまで5回、万博を開催してきた。万博は開催期間やBIE(博覧会国際事務局)加盟国の参加の度合いなどから「登録博」と「認定博」の大きく2つに区分されている(1996年以前は「一般博」と「特別博」に区分)。今回は、大規模な「登録博」として2005年に愛知県で開かれた「愛・地球博」以来20年ぶりの開催をめざしている。

1970年 大阪万博(一般博)来場者数:約6400万人
1975年 沖縄海洋博(特別博)来場者数:約350万人
1985年 つくば科学博(特別博)来場者数:約2000万人
1990年 大阪園芸博(花博)来場者数:約2300万人
2005年 愛・地球博(登録博)来場者数:約2200万人

現在、日本のほかにロシアとアゼルバイジャンが立候補しており、熾烈な誘致合戦が展開されている。日本は、開催経験が豊富なことを世界に訴え、誘致の支持につなげたい考えだ。開催地を決定する投票は、今年11月23日に開かれるBIE総会で行われる。
武田室長は「SDGsの目標達成の5年前となる万博は、目標達成がどこまでできていて、どこを補足すべきなのか再認識する機会です。そのためにも、ぜひ日本での開催を実現したい」と訴えた。

【基調講演】(3日目)
永井隆裕氏(2025年日本万国博覧会誘致委員会事務局次長)

2025年大阪・関西万博の誘致委員会事務局次長を務める永井隆裕氏は、大阪府職員として2010年の上海万博で大阪館館長を務めた。そのとき大事にしたのが、「一期一会」の精神だったという。

「一生一度の出会いを大切にする『一期一会』は、日本人の根底に流れる精神です。大阪館では、その精神で接し、心のこもったお辞儀、笑顔で最大限のおもてなしを心がけ、表現しました。それが世界各国から訪れた人たちから高く評価されました。2025年の万博も、その精神でおもてなししたいと考えています」
誘致活動では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして掲げているが、「いのち」と大阪には深いつながりがあるという。江戸時代後期の医師、緒方洪庵が活躍したのは大阪。人間の全遺伝情報(ヒトゲノム)研究の第一人者である岸本忠三氏は大阪大学元学長。iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授は、大阪生まれの大阪人。「こういう人たちが輩出した大阪で、『いのち』をテーマにした万博が開かれるのは意義あることだと思います」と語る。
今年11月23日の投票日を控え、誘致委員会では応援サポーターを募集している。2005年の愛・地球博のときのサポーター70万人に対し、今回は9月時点で127万人。
永井氏は「ぜひ1人でも多くの方にサポーターとして参加していただき、大阪での万博開催の実現に向けて盛り上げていただけますよう、お願いいたします」と締めくくった。

2025年万博の開催国は今年11月23日にBIE(博覧会国際事務局)総会で決定します。
2025年万博を日本、大阪・関西へ
詳しくは、こちら(2025日本万国博覧会誘致委員会のページ)をご覧ください。
https://www.expo2025-osaka-japan.jp/

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