「挑戦したい」 かなう場所——DIALOGに参加して藤崎花美さん(東京工業大学大学院):朝日新聞DIALOG
2021/03/18

「挑戦したい」 かなう場所——DIALOGに参加して
藤崎花美さん(東京工業大学大学院)

 朝日新聞DIALOGに参加して、2021年春、社会へと巣立っていく学生たち。参加のきっかけは? 印象に残った出来事は? みなさんにリポートしていただきます。

理系だけど……始まりは記者インターン

 私は朝日新聞の記者職のインターンに参加した際にDIALOGの学生記者に誘っていただきました。理系で、国語の成績はいつも悪く、執筆経験もゼロだったので、そんな私に記者という仕事が務まるのだろうかと不安でしたが、せっかくいただいた機会を無駄にしてしまうのはもったいないと思い、挑戦することに決めました。


科学って面白い! かみ砕く

 私が記者という仕事に興味を持ったきっかけは、「科学の面白さを、いろんな人に伝えたい」という気持ちから参加した、サイエンスコミュニケーションの授業でした。講師の一人として、朝日新聞の記者の方が来ていました。難しい内容をどのようにかみ砕いて伝えるのかという問題は科学に限らず、政治や経済などのテーマも同じであることに気づきました。難しい内容を知らない人にもわかりやすく伝えるプロフェッショナルである記者という仕事をこの講義をきっかけに興味を持つようになりました。

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スパコン「富岳」 開発者を取材

 特に印象に残っている取材は圧倒的な計算速度で「世界一」を連覇したスーパーコンピューター(スパコン)「富岳」開発者である松岡先生の取材です。富岳発明に至るまでの貴重なお話をうかがいました。その際に、情報工学の専門用語が、たくさん出てきました。専門用語をどれくらいかみ砕いて説明して、テクノロジーの面白さを伝えるためにどれほどの専門用語を残すべきか、とても考えました。記者の方にサポートしていただきながら、最終的に松岡先生にも「わかりやすい記事だ」とお褒めの言葉をいただけた時は、とてもうれしかったです。

イベント参加 仲間とつながる

 学生記者でも執筆だけではなく様々なイベントにも参加することができます。私は、海ゴミについてのフィールドワークやサイバーセキュリティの出張授業、宇宙ビジネスのセッションなどに参加しました。同じ興味を持った大人から同世代の人たちでディスカッションできるのはDIALOGの強みだと思います。大学で学ぶだけでは知ることがなかった話や考え方を知ることができ、自分の考えを深めることができました。

企画会議 雑談のはずが……

 また、記事の案を決める企画会議にも参加しました。ベテランの記者の方から若いイノベーターの方まで参加していて、はじめは緊張しましたが、皆さんフラットに話してくださるのでとても居心地がよかったです。ちょっとした雑談が企画案になることもあるので、そういった環境にいることがとても刺激的でしたし、興味の幅も広がりました。

勇気もらった そして社会へ

 DIALOGでの活動が就職活動と重なっていたこともあり、社会で輝くたくさんの方々の話を聞きながら、自分の本当に挑戦したいことについても考えさせられました。DIALOGは自分の「挑戦したい」という気持ちを後押ししてくれる場所だと思います。それは「挑戦したい」気持ちをかなえている方々の取材を通してもらえる勇気と、自分の「挑戦したい」ことを企画できること、その両方からです。私もこれから社会にでて、DIALOGで学んだことを糧に「挑戦したい」気持ちを実現していきたいと思います。

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