積水ハウスの「グリーンファースト」の図=同社提供
住宅最大手の積水ハウスは30日、屋根一体型の太陽電池を標準装備した住宅「グリーンファースト」シリーズを発売した。屋根にパネルを置くのに比べてスッキリした外観が特徴。5月からは太陽電池1キロワットあたり13万円を値引きする独自の「太陽光発電支援費」制度を設け、販売拡大を狙う。
木造と鉄骨があり、床面積120〜125平方メートルの2階建て、太陽電池3.02キロワットを搭載する標準的なタイプで税込み2400万円程度。同社の住宅では最も低価格帯で、今後高級商品も拡充していく。
オプションで省エネ性能の高い給湯器や照明器具などを取り付けた場合、二酸化炭素の排出量を一般的な住宅に比べ81%削減できるという。