サミットが行われている北海道ではG8首脳にかけて、キャンドルで8本の線で天の川を表現、その横でライブイベントが行われた=7日午後8時8分、札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場、吉本美奈子撮影
北海道洞爺湖サミットにちなみ、政府が今年から呼びかけている「クールアース・デー」の7日夜、全国各地で明かりを消す「七夕ライトダウン」が行われた。地球温暖化について考えるきっかけにしてもらうのが狙い。
環境省によると、普段ライトアップしている東京タワーや大阪・通天閣など各地のランドマーク、屋外広告の照明を持つ商業施設など計約7万6千施設が参加。約3万3千世帯が1日に出す分に相当する475トンの二酸化炭素の排出削減効果が見込まれるという。
札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場では、98年長野冬季五輪ジャンプ団体の金メダリストの原田雅彦さんや船木和喜さんらが鴨下環境相と午後8時前、カウントダウンをして、ジャンプ台の明かりを消した。天の川をイメージして配置されたキャンドルの光が幻想的に浮かび上がった。