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CO2減少分測り、省エネ家電普及後押し 経産省調査へ

2009年7月18日19時24分

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 省エネ家電に買い替えると家庭から出る二酸化炭素(CO2)はどれぐらい減るか――。経済産業省はエアコンやテレビ、冷蔵庫を買い替える家庭の協力を得て消費電力量の調査を始める。CO2削減量を目に見える形で示し、省エネ家電の普及を後押しする狙い。

 省エネ家電を買うともらえるエコポイント制度が5月15日から始まっているが、効果の検証にもつながりそうだ。

 家電の性能向上で消費電力は減少傾向にあり、家庭でのCO2排出削減に貢献している。例えば、95年型のエアコンを08年型に買い替えると、CO2排出量は約4割減るという。ただ、各家庭の実際のCO2削減効果は、使用時間や気候条件などで異なり、メーカーが一定の条件の下で算出し、表示している消費電力量を比較するだけでは分からない。大型の製品に買い替えると逆に増えることもある。

 経産省は6月、調査を行う9グループの事業者を公募で決定。事業者はそれぞれ100〜300家庭に協力を依頼して来年3月まで調査する。調査結果は、CO2の削減量に換算して公表する。

 北九州市と名古屋市で調査を実施する「住環境計画研究所」の場合、自治体の広報誌や家電量販店などを通じて協力してもらう家庭を募集。コンセントとプラグの間に測定器具を付け、消費電力量を測る。冷蔵庫は買い替え前後をそれぞれ2週間ずつ測定。天候によって使用時間が大きく異なるエアコンは、買い替え後の夏と冬にそれぞれ測定した上で、気候条件や製品の定格消費電力などから買い替え前の消費電力量を推測する。(竹中和正)

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