パネル討論 すり減らない働き方を考える|2019講演記録|朝日地球会議2019|朝日新聞

パネル討論
すり減らない働き方を考える
ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味
フリーライター ヨッピー
コーディネーター 朝日新聞社デジタル・イノベーション本部員 原田 朱美

SNS、身を守る「武器」に

ハヤカワ五味さん

ブラック企業や過労死が問題になるなか、どうすればすり減らないで働いていけるのか――。体を張った企画記事などがネット上で人気のウェブライターのヨッピーさんと、大学在学中に下着ブランドを立ち上げた起業家のハヤカワ五味さんが、その心得に迫った。

ハヤカワさんは、「私服OK」と言われて私服で臨んだインターンの採用試験で、自分以外は全員スーツ姿で現れ、結局、採用されなかったエピソードを披露。「理不尽」にもみえる企業社会での事例を紹介した。

職場での上司からの嫌がらせなどから身を守る方法として、2人は「逃げる、戦う、うまく伝える」を提案。「戦い方」ではツイッターなどSNSの活用で一致した。ヨッピーさんは「ネットは弱い人ほど強い」と説き、「今はSNSという武器があるから大丈夫」と語りかけた。ハヤカワさんも「昔と違って今は平等に(ツイッターという)140字があります」と強調した。


ヨッピーさん

「すり減らないコツは」の問いかけには、ヨッピーさんは「生き方の選択肢を増やすことだ」と答えた。自らの経験を振り返り、「色んなことをやろうとチャレンジすることで、『向いている』『向いていない』がわかった」と実際に経験することの大事さを語った。

その上で、「自由でいることは、(仕事を)頑張らなくていいことではない」とも指摘。「頑張らないといけないときは、頑張らないと」と呼びかけた。

ハヤカワさんは「全くすり減らないのは難しい」と話した上で、「熱が出たら病院に行く。メンタルの病気の時も、専門家に診てもらうことが必要だ」と語りかけ、最後、「みなさんご自愛を」と呼びかけて締めくくった。


<ヨッピー> フリーライター 大卒後、7年の大手商社勤務を経てwebライターに転身。体を張った面白記事から企業の不正追及まで幅広く執筆。「ネットで最も数字を持っているライター」と呼ばれる。

<ハヤカワ五味> ウツワ代表取締役 1995年生まれ。高校在学時にオリジナルタイツを販売。2015年、課題解決型アパレルブランドを運営するウツワを起こす。生理用品をテーマにした企画にも携わる。

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