来賓あいさつ|2019講演記録|朝日地球会議2019|朝日新聞

来賓あいさつ
駐日フランス大使 ローラン・ピック

国境では守れぬものある

ビデオメッセージで参加のローラン・ピックさん

今年の地球会議のテーマは、多様性と持続可能性です。世界は今、重い課題に向き合っています。気候変動や生物多様性の減少、プラスチックごみによる海洋汚染。我々は国際協力を強めなければなりません。どんな国境や壁も、気候変動の影響から皆さんを守ってはくれません。

「持続可能な発展」は長い間、環境保護の取り組みに限られていました。しかし、持続可能な発展の真のゴールは、社会の一人ひとりが参画して地球環境を守れるようになることです。

そんな社会の一例は、女性と男性が同じ権利をもつ社会です。地球規模の課題に、女性が力を発揮する可能性を広げるべきです。障害者や性的少数者についても同様です。課題に取り組む枠組みは、政府だけでは足りない。自治体や企業、NGO、市民社会も大いに貢献できます。

第1次世界大戦の終結から100年を迎えた昨年、フランスの発案で「パリ平和フォーラム」が開かれました。持続可能な世界のあり方などを議論するため、今後も続けていきます。日本の関係者も加わり、今までにないアイデアを持ち寄ってくれることを期待しています。

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