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新型プリウス、発売前に受注1万台超 低価格で巻き返し

2009年4月9日

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写真新型プリウス

 トヨタ自動車が5月中旬に発売する新型プリウスが、発売前1カ月にもかかわらず、受注台数が1万台を超えた。ハイブリッド車をめぐっては、ホンダのインサイトが発売後1カ月で1万8千台を受注して注目を集めているが、「先輩格」のプリウスは低価格路線に転換したことで、猛烈に巻き返している。

 トヨタ系の販売会社は4月に入り、新型プリウスの受注を本格的に始めた。月間の販売目標は1万台だが、わずか1週間で達成した。4月から環境対応車向けに減税措置が拡大されたことも、追い風になっている。トヨタ車では過去、小型車イストが02年の発売後1カ月で4万2千台を受注したが、今回はこの記録も塗り替えそうな勢いだ。

 新型プリウスは、排気量を現行の1.5リットルから1.8リットルに拡大。燃費は1リットルあたり38キロと7%向上させたが、最低価格を205万円程度に抑えた。現行型より30万円近く引き下げ、189万円のインサイトに対抗する。

 現行型の08年の生産台数は約30万台。新型は好調な受注に対応するため、1カ月の生産台数を現行型の2倍近い4万5千台に引き上げる方針。年換算では54万台となり、トヨタの国内生産の5台に1台がプリウスになる計算だ。「主力のカローラ並みの立ち上がり」(幹部)という。それでも、今から注文すると、納車は7月以降になる可能性がある。

 米金融危機の影響で新車販売が世界的に落ち込むなか、低燃費のハイブリッド車は数少ない売れ筋商品。現行型のプリウスも、通常は販売が低迷するモデル末期にもかかわらず、08年度の国内販売台数は前年度比15%増と好調だ。ハイブリッド車は、日産自動車や独ダイムラーなど国内外の有力メーカーも、相次いで発売計画を発表している。(中川仁樹、宮崎健)

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