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エコカーライフ

「使って楽しい」エコカー実感 ホンダ・インサイト試乗記

2009年2月5日

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写真新型インサイト

写真ちょっと未来的な印象の運転席

写真試乗車は上級グレードのLタイプ

写真

 ホンダが6日発売する新型ハイブリッド車「インサイト」に試乗し、都内を走ってみた。運転しやすく、使いやすい――次世代のコンパクトカーというコンセプトそのままの仕上がり。エコドライブを演出する仕掛けも満載され、「使って楽しいエコカー」の誕生を実感した。(アサヒ・コム編集部 藤坂樹理)

 【ホンダ・インサイト発表】  【写真で見るインサイト】

 アクセルペダルに足を置くと、瞬時にエンジンが始動して発進した。電気モーター+ガソリンエンジンのパワーで、出足は力強い。加速のキビキビ感はホンダの小型車そのものだ。止まるとエンジンが切れ、アイドリングはストップする。再びアクセルに足を移すまでのわずかな時間にエンジンは始動して、ストレスを感じることはなかった。

 デジタルのスピードメーターは数字が立体的に浮かび上がり、自然に視覚に入る。メーターの背景には色がついていて、強くアクセルを踏むと青色に、一定速度になると緑色に変化した。アクセルやブレーキの操作をクルマが判定していて、エコな運転をするほど緑色になるという。少しずつ変わるグラデーションが美しく、エコカーらしい演出を感じた。

 こういった「仕掛け」はまだある。5分前から25分前まで5分刻みの「エコ運転成績」が、中央の液晶パネルに葉っぱ型のアイコンで表示される。さらに「本日の成績」や「これまでの成長度」を見ることもでき、まさにゲーム感覚でエコドライブを体験できそうだ。プリウスにも似た機能はあるが、ホンダのそれは技術者が思う存分遊んでいる感じがして楽しい。

 左右のウインドーとフロントガラスの採光面積が広く、ドアミラーも大型で、運転席からの見通しはかなりいい。ただ後輪の上にバッテリーを置いている関係上、リアのウインドーまわりは窮屈で、ルームミラーからの後方視界は悪かった。全幅1695ミリの5ナンバーサイズだから、室内の広さはプリウスには遠く及ばないが、コンパクトカーとしては広々とした印象がある。

 荷室容量は5名乗車時でも400リットルが確保され、さらに後部シートを別々に倒して広げることができる。こまごました収納も多く、主婦が買い物などに使うのに便利そうだ。

 「特別なクルマを作るつもりはなかった。きちんと使えて、楽しい。それが重要なんです」。インサイト開発責任者の関康成さんはこう話す。「どんなに良いエコカーでも、使ってもらえないと無意味。使い勝手の良さ、クルマ本来の走りの良さ、求めやすい価格の3点をめざした」という、福井威夫社長の言葉通りの仕上がりになったようだ。

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