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日産HV、15車種を拡充 16年度までに巻き返し狙う

2012年12月12日

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 【久保智】日産自動車は2016年度末までに全世界で15車種のハイブリッド車(HV)を新たに売り出す。日産が先行する電気自動車(EV)の市場が伸び悩む一方、国内を中心に拡大が続くHV市場ではトヨタ自動車などが攻勢を強めており、巻き返しを図る狙いだ。

 12日に横浜市で開いた環境への取り組みの説明会で日産の志賀俊之最高執行責任者が明らかにした。

 日産のHVの品ぞろえは現在、高級セダンのフーガとシーマ、インフィニティM、8月にHVモデルを追加したミニバン・セレナの4車種のみで、小型車がない。HVの世界販売台数は累計4万台程度で、450万台を超えるトヨタや、100万台以上のホンダに水をあけられている。

 自動車メーカーに自社製の車の平均燃費向上を求める環境規制が米国などで強化されていることに対応する狙いもある。日産は売った車全体の二酸化炭素(CO2)の排出量を、16年度までに05年度比35%減らす計画で、志賀氏は「これから主要車種にHVが入ってくるだろう」と話した。

 一方、環境対応車の中核に位置づけるEVでは、10年代後半までにリチウムイオン電池やモーターなど心臓部の部品の製造コストを現在の半分にする方針。12年度中に米英の工場でEVリーフの現地生産を始めるのに合わせて、リチウムイオン電池の生産も日本から現地に移す。電池が電気をためる能力も10年代後半までに現在の1・5倍に引き上げる計画で、EVの弱点の短い航続距離(フル充電で走れる距離)も伸ばす考えだ。

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