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【東裕二】自治体の総合的なＩＴ化を支援するＮＰＯ法人「電子自治体アドバイザークラブ（ｅーＡＡＣ）」（事務局・奈良市）が、小学校などで「スマホ・携帯モラル講座（セキュリティー講座）」の開催に力を入れている。過度な課金システムのゲームやいかがわしいサイト、コミュニティー型ウェブサイトでのトラブルから子どもを守るのが狙いだ。
クラブは２００４年、大学教授や電機メーカーのシステム経験者らが結成し、０５年にＮＰＯ法人化。自治体や学校、地域でパソコンの出前教室やワークショップセミナーなどを開催してきた。会員は現在５５人。
１１年１０月から１年間、県事業で「学校教育の情報化支援」に取り組み、奈良市内の小中学校で計４６９回のパソコン講座を開催。ネット社会の実態を反映し、セキュリティー講座を求めるケースが１０回もあった。
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