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【下山祐治】富山大は13日、虚偽の研究実績をのべ37回にわたり業績目録や申請書類などに記載したとして、人文学部の男性准教授を6日付で懲戒解雇の処分にしたと発表した。同大が研究に絡んで最も重い処分の懲戒解雇としたのは初めてという。
同大総務部人事労務グループによると、2011年12月、教員人事の際に准教授から人文学部に提出された書類に虚偽が見つかり、同学部から学長あてに調査の申し立てがあった。
その後、事実関係を調べる懲戒委員会を設置、12年2月〜今月に委員会を計17回開いて、調査や准教授への事情聴取を行った。