2006年01月21日11時47分のアサヒ・コム
		このサイトの使い方へ検索へジャンプメインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 » asahi.comツールバー: 検索機能がアップ

  

 » プーシキン美術館展: モネ、ルノワール、マティス、ピカソ…

メインメニューをとばして、本文エリアへ朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ >  教育 > 子育て応援エッセー記事

公立小学校の成績ランキングが発表されるニューヨーク

2006年01月19日

 ニューヨーク(NY)のママ仲間、明美ちゃんが、「まるで受験生の母親気分だったよ」と、ちょっと興奮気味に話してくれた。

 1月10日、11日、12日の3日間、NY州の全公立エレメンタリースクール4年生を対象に、「ELA(English Language Arts)」という、英語の統一テストが行われたのだ。明美ちゃんちの息子は公立エレメンタリースクールの4年生なので、このテストの対象者。3月には算数のテストも同じように行われる予定で、この、英語と算数の統一テストの成績いかんで、次に行くミドルスクール(日本でいう中学校)の選択校がだいたい決まってしまうという。

 毎年このテストの結果が出ると、成績順の学校ランキングが、ニューヨーク・タイムズやインターネットの市の教育関係サイトに発表される。

 初めてこのランキング表を見たとき、「おー、NYでは公立小学校の成績ランキングが出るのかー」と驚いたが、ミドルスクールでも同じように統一テストがあり、同じくランキングが発表される。

 そのミドルスクールのランキングと学校の方針、雰囲気を良く調べて、試験が必要なところ、面接だけでいいところ、エレメンタリースクールからの成績表と申込書だけでいいところなどの入学に関しての各校の条件をクリアし、晴れて、好みのミドルスクールに通えるようになるというわけなのだ。

 明美ちゃんちの息子が通う学校は、現在NY市でもトップクラスの公立エレメンタリースクール。そこはミドルスクール(ここも市でトップクラス)まで続いているのだが、他のエレメンタリースクールの成績優秀者がここを狙って受験してくるので、付属の学生といえども、そのまま無条件に進学できるわけではなく、先の統一テストの成績いかんでは、入学試験さえ受けさせてもらえない可能性もあるのだそうだ。

 そりゃもう、このテストを受けるにあたって、本人もさることながら親もドッキドキであったというのもわかるというものだ。

 ちなみに、どんな英語のテストだったかを聞いてみた。

 1日目(45分間)― 短い物語を読んで、内容に関する質問に、選択肢(四つ)の中から答えを選ぶ。

 2日目(45分間)― 短い物語を読んで、内容に関する質問に文章で答える。

 3日目(50分間)― 教師が読み上げる短い物語を2回聞いて(2回目はポイントをメモしてもよい)、内容に関する質問に文章で答える。その後、その物語のテーマと同じような自分の経験を、エッセーにまとめる。

 ざっとこんな感じだったのだそうだ。

 まさにうちの息子の学校の教師たちが口を揃(そろ)えて言っている、「内容をしっかり読み取り、リポートを書く力をつけさせる」ことに、どうやらアメリカの教育は力を注いでいるのだなあと思わせるに十分な感じのテストである。

(次週に続く) 


ここから広告です 広告終わり

バックナンバー

「ゆき姐(ねえ)」でおなじみの兵藤ゆきさんが、毎週ニューヨーク(NY)からお届けします。NYでの体験や日々のできごとなど、子育てについての心温まる応援エッセーです。»一覧

兵藤ゆき プロフィール

兵藤ゆき

名古屋市出身。血液型O型。
東京・名古屋・大阪で深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに個性的なキャラクターでテレビ番組に登場し、その後エッセー、脚本、作詞、歌手、小説等ジャンルを超えて幅広く活躍。1996年に長男誕生後、ニューヨークに。
 主な著書に「ぶんちんタマすだれ」「ゆき姐のニューヨーク裏うら散歩」「でこぼこなクラス写真〜子どもたちは黙っちゃいない〜」(いずれもワニブックス)、「ニューヨーク熱血井戸端会議」(集英社be文庫)などがある。

ご意見・ご質問

兵藤ゆきさんのエッセーについてのご意見・ご質問をお寄せください。

別ウインドウで開きますこちらをクリック

いただいたご意見・ご質問は、個人情報を除いて兵藤さん側にもお伝えする場合があります。

兵藤ゆき新作「頑張りのつぼ」

7月1日に兵藤ゆきさんの新作「頑張りのつぼ」(¥1100(税別)角川書店)が発売されました。
日本画家の千住博さんや演出家の宮本亜門さんらとの対談集です。

『頑張りのつぼ』表紙画像 兵藤ゆきが出逢った、ニューヨークで生きる元気な日本人たち。〜各界で活躍する有名無名の日本人8人との書き下ろし対談集〜

「ニューヨークにいたからこそ出会えた人たちがいる。その人たちからたくさんの感動とエネルギーをもらった。そして、その人たちの頑張りを紹介したくてこの本を書きました。」兵藤ゆき

兵藤ゆきさんの主な著作

powered by amazon.co.jp
ここから検索メニュー

検索 使い方

検索メニュー終わり

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり
▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.