日本教職員組合(日教組)に加入する学校の教職員の割合が29.9%となり、初めて30%を切ったとする調査結果を10日、文部科学省が公表した。他の団体を含めた全体の組織率も48.5%で過去最低だった。
調査は1958年に始めた。毎年10月1日現在の状況を文科省が各都道府県教委の報告を受けてまとめている。
調査結果によると、日教組の組織率は58年の86.3%から年々低下し、昨年は30.4%だった。組織人員は約31万人で、昨年より約8000人減った。 (12/11)