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2012年3月30日19時31分
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新聞コラム書き写し、意見を回覧 同志社女子中学・高校

語力検定 ロゴ:  

 同志社女子中学・高校(京都市上京区)では、4月から、「ことばの力」を養うための、二つの新しい取り組みを始める。

 一つは、新聞コラムの書き写しだ。

 朝日新聞の「天声人語」などのコラムを、1字ずつ原稿用紙に書き写す。そしてさらに、書き写したコラムを、100字程度の短い文章に要約する。約250人いる中3生全員が、毎週1回のペースで取り組む計画だ。手で書き写す作業が、コラムの一言一句を吟味する精読につながるという。

 もう一つは「ノートリレー」。新聞の中から、生徒自身が関心のある内容のコラムを見つけ、その筆者の考え方に対する自分の意見をノートに書く。それを、7〜8人でつくるグループの中で、繰り返して回覧するものだ。ノートリレーは、高3の現代文の授業のほか、理科系科目を選択している高1の1クラスを対象に取り組む予定だ。

 これら二つの新しい試みの狙いについて、国語科の山田哲久(やまだ・あきひさ)教諭は「生徒たちは、自分が興味を持っていない分野について、意見を言うのが苦手。でも、コラムの書き写しやノートリレーに取り組めば、他人の意見を受け止めて自分の考えと比べたり、同級生がどのような分野に興味を持ち、どう考えているのかを知ったりする良いきっかけになる」と語る。

 2012年度に中学校で全面実施される新学習指導要領では、「言語活動の充実」がうたわれている。同校では、新カリキュラムの一環として「語彙・読解力検定」を活用していく考えだ。12年度は中学3年生全員が、11月に3級を受検する予定だ。辻村好(つじむら・よしみ)教頭は「検定合格を単なる目標にとどめずに、成長のワンステップと意味づけることで、生徒たちの社会を読み解く力や、ことばの力への関心を高めさせたい」と話している。

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