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大学マスコット花盛り 学内公募でフクロウ・民話からタヌキ… PRへ懸命

2007年03月09日

イラスト明治大の胸に「M」を刻んだフクロウ
イラスト愛知教育大のアイチ・ブンチョウの「あぶちゃん」
イラスト高松大のタヌキの「たーちゃん」
イラスト青山学院大のワシの「イーゴ」
イラスト同志社女子大のネコの「VIVI」

 全国各地の大学が、「大学の顔」としてマスコットキャラクターを相次いで導入している。少子化とともに学生の確保が難しくなる中、各大学とも教育理念やイメージをキャラクターに重ねて視覚に訴え、高校生ら受験予備軍や地域の人々に愛着を持ってもらおうと懸命だ。(山本晴美)

 明治大は2月23日、胸に「M」を刻んだフクロウを広報部のキャラクターとして採用した。名前を決めたうえで、ホームページやポスターなどに利用していく計画だ。学生から募った約100点の候補を5点に絞り、教職員や学生ら767人の投票で決めた。

 明治大が選考過程で調べたところ、国立、私立を含めて20を超す大学、短大がキャラクターを使っていることがわかったという。

 愛知文教大は04年、「アイチ・ブンキョウ」のそれぞれの最初の文字を取った「アブ」にちなみ、女性イラストレーターにデザインを依頼。誕生した「あぶちゃん」には、学内で「軽薄すぎる」という意見もあったが、学生の評判は上々で、現在ぬいぐるみを特注している。07年度から広報活動の前面に押し出す予定だ。

 高松大は03年、大学周辺にタヌキの民話や伝説が数多くあることから、地域の人々にも親しんでもらおうと、タヌキの「たーちゃん」をキャラクターにした。著名な童画家が描き、地元のメーカーに瓦せんべいなどの菓子も開発してもらった。

 導入が早かったのは東洋大だ。97年度から、小説やアニメで有名な「ムーミン」の使用許可を得て、受験生向けのガイドブックに載せたり、イベントで配るグッズに使ったりしている。「諸学の基礎は哲学にあり」という建学精神をわかりやすく伝えるため、いつも「なぜだろう」と考えるムーミンに白羽の矢を立てた。

 青山学院大のワシ「イーゴ」は、体育施設や応援旗にデザインされて学生たちの愛校心を高めただけでなく、大学祭では着ぐるみ2体が記念撮影に応じるなど子どもたちを喜ばせている。同志社女子大のネコ「VIVI」と早稲田大のクマ「早稲田ベアー」は、ぬいぐるみやTシャツ、文具などの大学関連グッズに使われ、学内の売店で人気を集めている。

(2007年3月3日付け朝刊 社会)

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